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四半世紀前に衝撃を与えたガンダムコミックの復刻版に四半世紀前の過ちを悔いる作者の悲痛なコメントが必読!ことぶきつかさ「いけ! いけ! ぼくらのVガンダム! ! 」 [名作紹介]

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もうすぐ四半世紀経つことに驚く。
1993年、ガンダムファンに衝撃を与えたこつぶきつかさのパロディ漫画「いけ!いけ!ぼくらのマーベットさん」。これが収録された「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」の単行本の新装版を今頃購入した。新装版には追加でウイングガンダムネタが二本収録されている。
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旧版であった、歴代ガンダムに対する作者の評価や、メイキングコメントが書かれているページが全てイラストに差し替えられていて、ここが痛し痒しである。巻末のインタビューに削除された理由が書かれていた。
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「更に単行本では当時何の考えもなく書き殴った痛いコメントも載ってましたからねぇ(笑)。正直オフィシャルな方々にあの本がどう受け止められているのか単行本になってからことの重大性に気が付き、ずっと気にしてはいたんです。その後もそれなりにリアルな所から、あの人が・・あの監督が・・怒ってるとかって噂が色々耳に入ってくるワケですよ(笑)。」
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なるほど。
思い返してみると確かに配慮に欠ける尖った文章だったのかもしれない。だからこそあのページは面白かったのだが。
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当時、Vガンダムネタは資料が揃わない状態で必死に成立させていたそうで、そのぶんコメントにも愛が感じられないのが残念と思っていたが、著者は新装版のコメントでこうも書いていて興味深い。
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旧単行本が出た後、月日が流れる中で何度か『Vガンダム』本編は見返しているんですが、当時分からなかった味が徐々に見えてくる訳ですよ。なのにその作品の良さに気がつけなかった頃の鈍感な自分の言葉しか旧単行本には記録されていない訳じゃないですか。今回新装版になった事で当時の痛コネントページが入らなかったのは個人的には凄くホッとしていたり(笑)。」
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Zガンダムは今でこそ名作と言われているが、放送当時はアニメファンの間で悪評しかなかったそうだ。近年、F91を名作とするコメントをネットでよく見かける。当時はインターネットも普及しておらず、アニメファンというほどでもなかった自分なので正確な当時の評価は知らないが、未だに続編が作られていないF91が再評価されているのは意外に感じる。しかしファーストからして打ち切りから大ブレイクしているのである。評価されるまで時間がかかる、噛めば噛むほど味が出る、富野由悠季の凄さである。Vガンダムも同様だ。
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山田玲司「絶望に効く薬」4巻より

批評の難しさも感じる。
そして「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」は旧版と新装版のどちらを買うべきか。やはり旧版をまず抑え、新装版をダメ押しで買って、セットで持って自分への戒めとするべきなのかもしれない。

ことぶきつかさ短編集 いけ! いけ!  ぼくらのVガンダム! ! (カドカワコミックス・エース)

ことぶきつかさ短編集 いけ! いけ! ぼくらのVガンダム! ! (カドカワコミックス・エース)

  • 作者: ことぶき つかさ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: コミック



いけ!いけ!ぼくらのV(ビクトリー)ガンダム!! (電撃コミックス)

いけ!いけ!ぼくらのV(ビクトリー)ガンダム!! (電撃コミックス)

  • 作者: ことぶき つかさ
  • 出版社/メーカー: 角川(メディアワークス)
  • 発売日: 1994/09
  • メディア: コミック



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話題のAmazon詐欺に引っかかった! [時事ネタ]

話題のAmazon詐欺に引っかかった。

Amazonにはマーケットプレイスという、登録業者による販売があるのだが、それに最近詐欺が多いと話題になっていた。極端に安い価格で客を釣り、代金を騙し取るという手法だ。しかし、お客が気づいてしまえば詐欺業者にお金が渡ることはない。1円などの超低価格商品でも詐欺商品があることから、詐欺業者の目的はお金ではなく、個人情報の入手にあるのではないかと推測されている。個人情報と言っても、詐欺業者に伝わるのは住所氏名年齢電話番号と購入を希望したものぐらい。労多く実りなしで、何か他に目的があるのではとも言われているが、まだはっきりしたことは何もわかっていない。

最近、超音波電動歯ブラシを買おうと思って探してみたときのこと。
数年前は25000円ぐらいが相場だったと思ったが、随分安くなっていて、4000円ぐらいのものがあって驚いた。買おうかなと思ったら、その商品をさらに安く1600円ぐらいで売っている業者があった。電動歯ブラシは電気店で売ってるものからコンビニで売っているものまでピンキリの商品である。品質が心配だけど、1600円ぐらいなら失敗しても良いかなと購入しようと思ったが、そのときふと気づいた。同じアカウント名で、同じ商品が何個も出品されているではないか。あまり見ない光景である。そこに何か違和感を感じたので購入を思いとどまった。

ところが、このときすでに詐欺に引っかかっていたのである。
別日にすでに注文していた本の中に、なかなか届かないものがあった。忙しくてなかなか不在通知に対する連絡もできないことが多いので放置していたのであまり気にしていなかった。配送状況を確認すると、Amazonではもうすぐ到着するぐらいに表示されている。おそらく近所の配送所預かりになっているのではないかと思った。年のため、業者のHPでさらに追跡してみると、なぜか中国から出荷されて京都にすでに届けられていると表示された。業者に確認をとってもらうと、同様の解釈である。

マケプレの業者のアカウントを調べると、評価が星1つ。届かない苦情が数件書き込まれていたので、そのとき初めてやられたと思った。Amazonに苦情を申請するには、まず手順に従って、出品者に連絡をとる必要がある。専用フォームからメッセージを伝えたが、すぐにAmazonから相手のメールが使用不可になっていると自動返信がきた。ここから二日経てば、注文の取り消しが可能になるらしい。

ちなみに注文した商品は、かなりマイナーな、何かで話題になったということもない中古のエッセイコミックである。気まぐれで注文した。価格は900円ちょっと。送料込みで定価より300円安いぐらいで、それほど誰もが飛びつく激安人気商品というわけでもないので、こんなものまで詐欺商品になってるあたり驚く。そして不気味である。
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対策はマケプレを使わなければ万全である。
使う場合は、アカウントをしっかりと調べることだそうだが、乗っ取りの可能性もあるのであまり信用できない。

<追記>犯人の目的について思ったことが一つ。中国から京都へ、何かが届けられたのは事実のようである。Amazonの荷物に偽装して、違法なものを何か届けるのが目的なのではなかろうか。麻薬とか拳銃とか???



クロサギ 全20巻セット (ヤングサンデーコミックス)

クロサギ 全20巻セット (ヤングサンデーコミックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: コミック



新クロサギ 完結編 コミック 全4巻完結セット (ビッグコミックス)

新クロサギ 完結編 コミック 全4巻完結セット (ビッグコミックス)

  • 作者: 黒丸
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/12/27
  • メディア: コミック



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軽自動車に軽油を入れるトラブル多発!20年以上前から警鐘を鳴らしていた桜玉吉の「しあわせのかたち」 [時事ネタ]

軽自動車に軽油を入れる間違い」という話題を最近ネットでよく見かける。

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軽自動車が軽油なら、重機は重油。原付は原油。消防車は醤油。ハイブリッドカーは廃油。トレーラーはラー油。トヨタアクアは水で走る。。。などとネットでは無責任に盛り上がっている。

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自分は車に興味がなく、レギュラーとハイオク車にしか持ったことがないので関心がないといえばない話題だ。最近知り合いがディーゼル車を買ったのだが、そちらが軽油を入れるべき車なんだそうである。

一つ軽油の車トラブルで思い出す漫画といえば、桜玉吉の「しあわせのかたち」。
5巻に、ガソリンスタンドの店員に間違えられたというネタが載っている。
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店の人でも間違えるはあるらしい。
昔はガソリン車だったが、現在は軽油というふうに年式によって燃料が変わったりする場合もあるからだそうだ。車についている目印なんかも変わる場合があるとか。

「常識を知らないバカ」という話題なのだが、新聞などの権威ある活字媒体でも堂々と間違えたりしている場合もあるので驚かされる。
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しあわせのかたち  【コミックセット】

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  • 作者: 桜 玉吉
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: コミック



しあわせのかたち 1‾最新巻 改定版 (Beam comix) [マーケットプレイス コミックセット]

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  • 作者: 玉吉 桜
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • メディア: コミック



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話題のレゴランドを満員御礼にするヒント?「ブロック玩具ビルダーバイブル」が凄まじすぎる! [時事ネタ]

オープンしたレゴランドのネガテイブニュースがすごい。

ちょっと商売っ気出し過ぎだとは思うが、そこまでやらなければ経営が維持できないものなのだろうか。東京ディズニーランドがオープンした頃とは違い、今はSNSの時代である。悪評千里を走るという諺があるが、千里どころの話ではない。こういう部分にも気を使わないと、やっていけない大変な時代である。

さて、自分も子供の頃からレゴ大好き人間である。
同世代の子供はダイヤブロックと二択だったが、俺は「ダイヤブロック?けっ!」と思っていたレゴ一択人間だ。特に宇宙シリーズに胸ときめかせていたものである。今はラインナップにないみたいで残念。

本屋で「ブロック玩具ビルダーバイブル」というムックを見かけたので手にとって見た。
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これ、ひょっとしてレゴで作ってるの?表紙のロボットのクオリティがすごい。にわかに信じられない。ネットでレゴ公式の作例を見て遊んでいる甥っ子のために買った。2980円。高い。。。
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自分も子供の頃は「超力ロボ・ガラット」の反転して二頭身ロボがスーパーロボットになる機構を再現したりして、そこそこのテクニックを持っていると自負していたが、この本で紹介されているレゴビルダーのレベルはまるで異次元である。度肝を抜かれた。ロボや戦艦だけではない。天丼や回転寿司まで作ってしまう凄さ。
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甥っ子に「これを作って」とせがまれたロボット。作者のブログを見たら、レゴで再現した仮面ライダーにまた度肝を抜かれた。
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写真を見ながら、甥っ子とああでもないこうでもないと試行錯誤してみたが、今のところ再現不能である。。。
アイデアをカタチにする! ブロック玩具ビルダーバイブル 組み立ての基本からオリジナル作品づくりまで

アイデアをカタチにする! ブロック玩具ビルダーバイブル 組み立ての基本からオリジナル作品づくりまで

  • 作者: さいとう よしかず
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






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強烈なインパクトを残したアニパロ作家、メヂマ多田はカメントツのルーツか? [心に残る1コマ]

以前、シリーズでアニパロコミックスのことを書いた。

四半世紀前、まだ著作権に緩かった古き良き時代のプロ同人誌だ。
雑誌がなくなり、ほとんどの作家もいなくなってしまった。
その消えた作家の中で、最も自分の心の中に消えない爪痕を残した作家といえばメヂマ多田だ。

と、言っても好きだったわけはない。
できれば視界に入れたくないほど苦手な作家だった(結局全部読んでいるのだけど)。アニパロコミックスの中で男性作家というのは珍しいが、とにかく雑誌のカラーから浮き上がっていた。マニアックすぎるネタのチョイス。潰れたペン先で描き続けた様な気持ち悪い線。作者のキャラクター。。。掲載順やら巻末コメントやら、雑誌的にも存在を持て余している様に見えたのは自分だけだろうか。
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メヂマ多田はアニパロコミックスの8号あたりから投稿者としてデビュー。
編集者のコメントから察するに、おそらく姉妹雑誌の常連投稿者だったのだろう。正式に作家陣として採用された時の編集者のコメントが罪深い。
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本人から、どうしたらもっと良くなるかと質問がありましたが、これは難しい問題です。線を綺麗にすればメジャーっぽくなるのでしょうが、それではあなたの持ち味が死んでしまいますし‥。(後略)
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確かに難しい問題だ。
まあ要するに、絵柄以前に漫画として大して面白くないの一言で片付けられてしまうのだけれど。

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メヂマ多田は33号で「本人の希望により」突如休載。次号から復活と書かれていたが、結局何の説明もないまま(あったのかもしれないが)54号でアニパロコミックスが休刊になるまで帰ってくることはなかった。あれから四半世紀経ったが、その間、一度として彼の詳細を確認できていない。

後年、頭山(あたまやま)という落語原作のアニメがアカデミー映画短編アニメ部門賞をとった。真っ先に思い出したのはメヂマ多田のラピュタ4コマである。落語風に落としているだけで、本当にそういう落語があるとは知らなかった。魔夜峰央の様な博学さだなと、その時少し見直したものである。こういう方面を伸ばせば良かったのではなかろうか。
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こないだふと思ったのだが、自画像がカメントツに似ている?絵柄もなんか似ているかもしれない。アドバイスを求められたアニパロ編集者も、こんな風に描きなさいよとするのが正解だったのかもしれない。
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カメントツのルポ漫画地獄 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツのルポ漫画地獄 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 作者: カメントツ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: コミック



「頭山」山村浩二作品集 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


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アニメ終了と同時に打ち切るのがヒットの法則?空詠大智の「競女!!!!!!!!」 [時事ネタ]

少年サンデーの「競女!!!!!!!!(けいじょ)」の終わり方がひどいと騒がれているらしい。読んでなかったのだが、ギャルが水上でおしくらまんじゅう的なことをして戦う萌え系ギャグ漫画という知識はあった。アニメ化もされたらしい。
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なんとなくネットのニュースを読んでいたら、作者のブログが興味深かった。
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なにやら唐突に終了しましたが・・実はアニメが放送されるより前から「アニメの放送が終わったら連載も終わるように」と言われていました。
(打ち切りみたいに終わってくれと)
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打ち切りみたいに終わってくれ?
「アニメが終わると漫画も勢いがなくなるので終わらせる」というのは、昔の集英社でよく聞く話だ。だからドクタースランプ以前は、アニメ化にも及び腰だったらしい。その法則は今のサンデーに引き継がれているのだろうか?
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それにしても「打ち切りみたいに終わってくれ」というのはなんなのだろうか。普通に締めたらダメだそうである。考えられるのは「炎上商法」だろうか。エヴァンゲリオンもヒットした要因の一つに、「無茶苦茶になって終わった」というのがあると思う。ひどい終わり方をしたことが一つのニュースとなるなら、新たな客層を呼び込む起爆剤になるのかもしれない。俺もこうやってブログ記事を書くために、どんな内容か調べてしまっている。作者の過去作品を知って、あー、おっぱいを揉むとやらしい声が出るウェブ漫画の人ね!と思った。
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思い出すのは料理漫画「焼きたて!!ジャぱん」である。
同じサンデーで連載され、アニメ化され、コンビニのパンとしてグッズ展開された時はかなり周囲で話題になっていた。しかし最終回は主人公がストリートファイターのダルシムになってW昇竜拳を食らって終わるという、ウルトラ投げやり最終回で、「男坂」に続く打ち切り伝説を作り上げた。この件は成功だったのだろうか。それが今回の編集方針とつながっているのだろうか。
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サンデーの編集といえば、編集長が変わって雑誌の新陳代謝を強めると宣言して話題になった。しっかり大御所は残して失笑も買っていたが、当然の措置だと思う。今と同じ編集長なのかは知らないけども、作者のブログから察して、変人っぷりが伝わってくる。
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雑誌掲載順(編集長の気分で決まる)がアニメ放送で盛り上げようと皆で頑張ってるのに・・ずっと後方に追いやられたり
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よくわからないが、この漫画はティール追求が甘いと思う。歳をとっておっぱいよりも尻が好きになった俺に興味を惹かせられないのは問題だ。

■関連過去記事■
お気に入りのお尻漫画、「機動戦士ガンダムF90」


競女!!!!!!!! コミックセット (少年サンデーコミックス) [マーケットプレイスセット]

競女!!!!!!!! コミックセット (少年サンデーコミックス) [マーケットプレイスセット]

  • 作者: 空詠 大智
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/11/18
  • メディア: コミック






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2巻じゃない商法は有効なのか?!えびはら武司の「藤子スタジオアシスタント日記まいっちんぐマンガ道」 [新刊]

「藤子スタジオアシスタント日記まいっちんぐマンガ道」の新刊が出ていた。2巻ではなく、「名作秘話編」となっていたため、本屋で見かけた際に新刊なのかどうか判断がつかず購入をためらった。原田久仁信の「KIMURA」も最終2巻が同時発売されていたが、まるで再編集版みたいに装丁が変わっていたので買うのをためらった。何度も繰り返し読めた暇な学生時代と違い、一瞥しただけでは新刊かどうか判断ができない。KIMURAなんか最後まで買ったかどうかまるで記憶にないぐらいなのだ。おそらく通巻表記では売れないということなのだろう。基本、続刊が出るたび、売れ行きは落ちていくものなのだから。
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さて、「まいっちんぐマンガ道」もすっかり内容を忘れていたので、2巻を読む前に一度1巻を読み返した。作者は子供の頃に流行語になった「まいっちんぐまち子先生」のえびはら武司。スカートめくりやら、おっぱいタッチなど、子供の頃はアニメの放送など楽しみに見ていたが、大人になった今では正直少し苦手な作風である。やはり古い感じがするのだ。
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しかしそこはやはり藤子F不二雄パワーである。
漫画史に名を残す超絶偉大な漫画家の近いところにいた人間の証言は貴重すぎる。一冊1000円超えの超強気価格設定はどうかと思うが、読んで損はない一冊だ。
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ところで、ちょうど自分ぐらいの年齢と、それより上とで、藤子不二雄観が違うと思う。自分の年代はまず「ドラえもん」という偉大なヒット作ありきの作家という認識だと思う。アニメも自分より上になると、「オバケのQ太郎」からさらにヒット作を連発した作家という認識。その辺のジェネレーションギャップも少し面白いと思うのだ。あの話は最終回のつもりで描いていたのかとか、なぜここは絵柄やキャラ設定が違うんだろうとか、子供の頃に読んでいて、違和感があった部分の謎が解けたりする。
藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編

藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編

  • 作者: えびはら 武司
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2017/04/27
  • メディア: 単行本



藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~

藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~

  • 作者: えびはら 武司
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: 単行本



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話題の重婚ストーカーを12年前に漫画化していた関崎俊三の探偵漫画「ああ探偵事務所」 [時事ネタ]

重婚1.png中川俊直衆院議員が海外で重婚してとかストーカーとかで話題になってるらしい。不倫相手と海外で挙式したとかなんとか。興味はないけども、それ聞いて思い出したのは関崎俊三(かんざきしゅんみ)の「ああ探偵事務所」。TVドラマ化もされた探偵漫画。シャーロックホームズ好きの貧乏探偵と、個性豊かな人間たちのコメディだ。
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海外で重婚する話が出てくるのは単行本9巻(2005年12月5日第一刷)。
冴えない男が超かわいい女の子をゲットするも、求婚したら蒸発されたという依頼が探偵の元に。オチまで書いちゃうけども、逃げた女の子は実はすでに海外で結婚していて、夫のDVで逃げたもののバツがバレるのが嫌でどうして良いかわからず逃げたという話。結局、申告しなきゃバレないし、もしバレてもしょぼい罰金で済むので重婚を強行という解決方法だった。
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この話は、作者が偶然乗り合わせたタクシードライバーから聞いた話が元ネタだそうで、巻末におまけ漫画で再現されている。このおまけ漫画は非常に好きだ。関崎俊三は好きな作家だけども、ああ探の次作、恋愛怪談サヨコさんを完結して以降、作品を見ていない。もっとこの人のエッセイ漫画を読んで見たいなあと思ってる。
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ああ探偵事務所 全15巻完結(ジェッツコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

ああ探偵事務所 全15巻完結(ジェッツコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 関崎 俊三
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • メディア: コミック



ああ探偵事務所 DVD-BOX

ああ探偵事務所 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



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エッセイ漫画家の新鋭、カメントツの待望の初単行本が2冊同時リリース! [新刊]

エッセイ漫画家の新鋭、カメントツの単行本が二冊出た。
小学館のゲッサン連載をまとめた「カメントツの漫画ならず道」とウェブ連載をまとめた「カメントツのルポ漫画地獄」だ。
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「ならず道」は西原理恵子や、青山剛昌あだち充の対談が話題になった。
就寝前に睡眠薬がわりの読書を習慣にしている60過ぎた母は、西原理恵子が好きなので勧めてみたのだが「絵が読みづらい」との感想。お気に召さなかったようだ。氏の版画みたいなタッチはウリの一つだと思っていたのだが好みが別れるらしい。古くて怪しい本の怪しい挿絵っぽいという意味では「進撃の巨人」にも共通していると思う。

長らく単行本化を待っていたが、読み返してみると意外と当たり外れがあると思った。漫画家との対談は文句なしに面白い。一番好きなのはハイパーヨーヨーの話だ。これを一番最初に見た。コンビニの話も面白い。しかし編集部でも大変不評だったというホラーな話や、本人がこだわってるルポルタージュ系の話がイマイチに感じる(主観)。ネームが多くて絵の変化が少ない、気持ち悪い描写がある、その辺が苦手な話の共通点かなと自己分析している。くどいけど個人の感想です。
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RPGツクールの話とか好きなんだけど、入ってなかったなあ。
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(黒歴史を発掘されて動揺する女子)

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(ゲーム屋で偶然遭遇したお父さんはナムコの広報をやってた人だそうです)
カメントツのルポ漫画地獄 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツのルポ漫画地獄 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 作者: カメントツ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: コミック



カメントツの漫画ならず道 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツの漫画ならず道 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 作者: カメントツ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: コミック



カメントツの漫画ならず道(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

カメントツの漫画ならず道(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: Kindle版



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リアルな頃も十分面白い、車田正美の「リングにかけろ」を読み始めたら止まらなくなった [名作紹介]

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なんとなく「リングにかけろ」を読み始めたら止まらなくなった。
「聖闘士星矢」の車田正美の出世作だ。
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途中から超人ボクシング漫画に路線変更して、集英社に「リング階段」を作らせるほどの大ヒットとなるのだが、初期のリアルボクシング路線も十分面白い。
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(画像は「実録!神輪会」より)

病死した天才ボクサーを父に持つ姉弟が主人公。
母の再婚相手が古典的なクズ故に田舎を飛び出して上京してボクサーを目指す。天才ボクサーの血を濃く受け継ぐが姉の菊、実際にリングに立つのは内向的な弟の竜児と、とても秀逸なプロットだと思う。二人の関係は坂本龍馬と姉の乙女をモチーフにしているのだろう。吉田松陰や高杉晋作など、幕末の話がやたらと引用されているのも初期の特徴。未だに納得がいかないのは、なぜ母はあんな1コマ目からクズとわかる男と再婚したのだろうかというところ。角刈りぐらいしか共通点ないじゃないですか。ちょっと足りないんじゃないでしょうか、お母さん。
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上京した際の東京の描写がやたら怖い。
子供の頃に読んでトラウマだった。
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近年、はじめの一歩でも使われだした「パワーリスト」。当時のジャンプのスポンサーとのタイアップだったらしい。今時の子は知らないかもしれないが、昔のジャンプは漫画の途中に広告が入っていた。俺より少し前の世代のジャンプでは、キン肉マンの中に森永商品が登場するなど、漫画の内容そのものに影響を与える広告があったそうだ。現在はその名称をそのまま使うのは問題がある様で、リニューアルされた「リングにかけろ1」では「ドラゴンリスト」に名前が変更された。かなり重要かつ、憧れたグッズなので、もう少しマシな名前にならなかったのかと思うのは自分だけだろうか。車田正美ってネーミングセンスは漫画家トップクラスなのにね。
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リングにかけろ 全25巻 (ジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

リングにかけろ 全25巻 (ジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 車田 正美
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: コミック


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