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仙台育英の足蹴りを見て思い出した、緊張感切れないラフプレー読める野球漫画!あだち充「H2』 [時事ネタ]


高校野球のラフプレーが話題になっている。
体重の乗った走者の蹴りが、見事に一塁手の足に炸裂しているが、こんな衆人環視の中で殺人プレーができるわけもなかろうと思う。
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なかろうとは思うけども、思い出してしまうのはあだち充のH2に出てくる栄京の城山監督&広田コンビ。
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橘英雄が嫌われ役を買って出るシーンがあり、その時に思いついたキャラクターなのだと思われる。名将&好青年感を利用して、実にいやらしくラフプレーを織り交ぜてきて、読んでいて緊張感をキレさせない。さらにあだち充の超良テンポ、神のコマ割りで表現させ、H2をタッチ以来の傑作たらしめている。ちなみに自分はタッチはあまり好きではなかった、というかずっとあだち充が苦手だったのだがこの作品だけは全巻購入、愛読している。

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H2 文庫版 コミック 全20巻完結セット (小学館文庫)

H2 文庫版 コミック 全20巻完結セット (小学館文庫)

  • 作者: あだち 充
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/03/01
  • メディア: 文庫


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結末は感電死ならぬ大爆死!実写版「ジョジョの奇妙な冒険」を見てきた。2 [シリーズ]

実写映画「ジョジョの奇妙な冒険」。
映画の内容を思い返しながらネタバレ全開で思いついたことを書いておく。
でもこの話は「今思い返してみれば」という僕の推測が入っているからね。。。

オープニングはアンジェロの逮捕シーンから。

ヘリにパトカーに、かなり大掛かりにアンジェロの占拠するアパートを包囲している。アパートからしてかなりスペインロケな感じが伝わってくる。中で悠然と食事をするアンジェロ。釘で柱に打ち付けられた陰茎も表現するのかドキドキしたが、それはなかった(どこかに映っているのかもしれない)。中に踏み込む東方良平。出世しなかった男だが、こんな先陣切って踏み込むなんてあるのだろうか。逃走するアンジェロの前に虹村兄が登場。スタンドの矢に射抜かれ、流れた血が水たまりに流れ込み異変が起こる。うまい演出である。

場面変わって登校前の広瀬康一が登場。ピンクダークの少年の単行本やポスターを部屋に飾っている。TVでは何かニュースが流れている。自転車で登校する康一。背景に映し出されるスペインの街並みだが、あまり違和感がない。幾ら何でもこんなとこは日本にはないだろうというギリギリのビジュアルを成功させている。ところでエキストラも渡航させているのだろうか。現地で日本人を調達?とにかくお金がかかっている。これは続編難しいぞ。

自転車の康一を無理やりとうせんぼして通行料を取ろうとする不良学生。そこに現れる仗助。髪型をけなされクレイジーダイヤモンドでぶん殴るのは原作と同じだが、鼻の形が変形するという黒歴史設定は無くなっていた。吹っ飛んだ不良の下敷きになって折れ曲がった康一の自転車のスポークをさりげなく直すというアレンジが加えられた。

教室についた康一の前に現れる山岸由花子。
転校二日目の康一の世話係を命じられているという新設定が面白い。康一のために夜なべして作った英語の分厚いテキスト。江戸時代の書物のように紐で製本され、文字はおろかデザイン的な模様までびっしり書き込まれているのがキチガイっぷりを表現できていて面白い。ここが一番面白いシーンかもしれない。

下校中、仗助の前に現れる空条承太郎。
映画版のスタンドのデザインも鮮明になる。忠実なのは良いのだが、どうも実写に馴染んでないような気がする。ちなみにここではクレイジーダイヤモンドが承太郎の帽子を変形して直すという黒歴史設定が忠実に再現されている。場面が戻って、また承太郎の帽子が元に戻っている。承太郎なら同じものを何着も持ってきていてもおかしくないが。

場面変わって、街中でナンパを行う二人のチンピラ。かなりスマートとはいえない感じだ。そこに東方良平が現れ、チンピラの一人がかつて良平が世話され、恩義を感じている関係だとわかる。街を守るという良平のキャラをうまく原作以上に表現している。良平と別れたチンピラは公園ではしゃいでいたところ、アンジェロの癇に障ってしまう。これがコンビニ強盗に繋がると理解した時、すごく悲しい気持ちになった。いいアレンジである。

映画版は國村隼演じる東方良平がかなり目立っていて、ちょっとうざいぐらいだ。東方朋子役は何と観月ありさ。再現度高い。しかしこの女優さん、年取ったなあと思う。ついでに伊勢谷友介も線は細いがなかなか承太郎感が出ている。けれどもやっぱり皺が気になった。
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(尺の都合でカットされたのだろうが、このシーンは見てみたかった。三池監督だったら一応撮ってるんじゃないかなあ)

アンジェロは東方朋子の殺害に失敗。仗助に捕獲される。原作通り、酒瓶に偽装して脱出。良平の殺害に成功する。なかなか重いシーンに仕上がっていてよかった。しかしアンジェロが雨を待っていることに承太郎が曇り空の段階で気づいており、原作の「雨だと?」からのアクアネックレス奇襲シーンがなかったのは残念。
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葬儀の前、良平がいかに懸命に街を守ろうとしていたか、娘の朋子が語る。これが吉良吉影と杉元鈴美の話だということに後で気がついた。洋式の葬式シーン中、虹村兄の姿を見かけた仗助がそれを追いかけ、虹村邸にたどり着く。原作では近所だったが、映画版は海沿いだ。億泰との戦闘。原作もピンとこない結末だったが、映画版も気がついたら終わっていた。初見で理解できた人はいたのだろうか。立禁止看板はミシミシいっていて、削り取られた感が原作より出ている。

矢で射抜かれた康一を囮に、邸内に仗助を引き入れる虹村兄。兄に見捨てられた億泰が仗助を助けるシーンは原作でも好きなシーンだが、少し駆け足感。バッド・カンパニー登場シーンも一匹かと思いきや集団、という原作とはちょっと違う登場の仕方をする。弾幕をクレイジーダイヤモンドのラッシュで防ぐのは原作と一緒だが、実写でやると違和感がある。エコーズはさっさと卵から出てしまうが、特にスタンド能力の発動は無し。

仗助の助命嘆願する康一だが、虹村兄は「バッド・カンパニーに指示した命令は、完了するまで取り消せない」という映画の新設定を説明。それがクレイジーダイヤモンドで直したミサイルを撃ち落せなかったという説明になっているが、果たして必要な設定だったのだろうか。「まにあわー!」という名台詞が聞けなかったのは残念だ。
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虹村父が登場。写真を直すシーンは原作屈指の名シーンだったが、あまり上手く演出できているとは思わなかった。他の人はどう思っただろうか。さて、天窓のガラスに手をつく音石明をどう映像化するのかなと期待していたら、突然サーモグラフィーっぽい映像が挿入。しばらく演出の意図がわからなかったが、突如シアーハートアタックが登場して理解した。億泰をかばった虹村兄の口の中で爆発。木っ端微塵になったので、電線に引っかかってる名シーンは無しで残念。
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ラスト、この位置で「俺がこの街を守りますよ」という名シーンを配置。エンドクレジットに行くと思いきや、吉良邸の描写。3位のトロフィーや爪の入った瓶。サンジェルマンの紙袋から女性の手!うーむ、続きが見たい!

 
さて、次回は実写化不可能?
実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 第二章」のシナリオを妄想してみるよ!

 






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結末は感電死ならぬ大爆死!実写版「ジョジョの奇妙な冒険」を見てきた。1 [シリーズ]

公開から10日ほど経ったのか?
ジョジョの実写映画を見てきた。

感想をざっくり言うと、中ボス戦まで面白い。ラスボス戦は退屈。しかしラストは鳥肌立った、と言う感じ。

4部のアクアネックレス戦からバットカンパニー戦までを映画化しているのだが、山岸由花子のエピソードが入っていたり、腹にナイフを残されてしまうコンビニ強盗がかつて仗助の祖父に更生させられた青年だったのが泣かせられたりと、アクアネックレス戦までのエピソードはアレンジが楽しめる。

ザ・ハンドからバットカンパニーの流れは割と原作に忠実。原作に忠実な方が良いと思うが、見ていて正直眠かった。なぜだろう。ちなみに原作のバットカンパニー戦は好きなエピソードの一つだが、最後にスタンドのミサイルを直して逆転するというオチがリアルタイムで読んでいる頃からどうかと思っていた。映画版はさらにそこから一手間加えてあって、ますます首を捻りたくなる結末になっている。

 
さて、ジョジョの映画版。興行的には大爆死だそうである。内容について評判は良いので、巻き返しもあるかなと思っていた。しかし地方の映画館の平日の朝一とはいえ、立地は駅前で夏休みである。お客さんは5人だった。前日に上映時間を調べた時おどろいたのだが、すでに日に2回しか上映されていない。もうダメかもしれない。。。

続編が作られるかどうかと言うのは、お金をどれぐらい稼げたかと言うのがすべてである。おそらくジョジョの続編が作られる可能性は低いだろう。ソフトが売れたらあるいは、ということはあるのだろうか。そういえばアニメ版も続編が作られないどころかソフト化もされず、幻の作品となってしまっている。ジョジョは映画に向かないのだろうか。

 
どうすれば今回の結果を回避できたのだろう。
爆死ということは、前評判が悪かったということであろう。「ネットの評判」と定義できるものがあったとして、どれぐらい興行に影響を及ぼすものなのだろうか。漫画やアニメの実写化にとって前評判に影響を及ぼすのはそのビジュアルが全てである。原作に忠実かどうかでしか、その映画の成功の可否を観客は予測できない。しかしビジュアルを忠実にすればするほど、映画の質は落ちるのである。素の外見が似ているかどうかは、俳優の演技力と何ら関係がないからだ。

が、「漫画原作を忠実に再現した上に、映画としても面白い作品」はハリウッド映画では何本も制作されている。ぜひ頑張って欲しいところではあるが、アメリカとは制作費も違う。太ったり痩せたり歯を抜いたり、俳優の役作りにも限度があるだろう。実写ジョジョは難易度最高レベルにもかかわらず、かなり頑張っていたと思うが、なかなか写真では伝わりにくいものがあると思う。

帰りに館内の売店でアンジェロ岩の文鎮を買った。1800円もしたが、よく考えてみると900円ぐらいの品だろうか。まあ、続編が見たいので少しでも制作費回収の足しになればなと思う。

次回はネタバレで感想を書いていきたいと思う。

 

ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない第一章ビジュアルブック (愛蔵版コミックス)

ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない第一章ビジュアルブック (愛蔵版コミックス)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/08/12
  • メディア: コミック




映画ノベライズ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 (JUMP j BOOKS)

映画ノベライズ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 (JUMP j BOOKS)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/07/19
  • メディア: 新書



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やれたかやれないか、それは死ぬ間際に見た幻なのかもしれない。吉田貴司の「やれたかも委員会」 [注目作品]

こないだ女性から電話番号をもらった。

以前、色々エロいことをした女性なので、「ああ」と思って数日後に電話したら繋がらない。電話料金を払ってないっぽいのでまた数日おきに何度か試しているが一向に繋がらない。。。
 

普段あまりやらないがジャケ買いした。
吉田貴司の「やれたかも委員会」1巻。

女の子とセックスできたかもしれない思い出を、3人の審査員に判定してもらう漫画だ。ネットで評判になって出版にこぎつけたらしい。実際に作者が友人とこの話題で盛り上がって閃いたそうだが、見事に隙間を見つけた感じの作品だ。誰もが思いつきそうなアイディアであるが、やったかやらなかったかにはやはり天と地の差がある。ネタはよくても絵がダメ、ということも多いので普段ジャケ買いしない俺だが、つい衝動買いしてしまった。そして内容もよかった。

色々と不思議な構成の漫画ではある。
やれたかやれないかを判定する3人。おっさんと若い男女でそれぞれ肩書きはあるのだが、なぜこんなことをしているのか、誰が始めたのか、判定者にその資格があるのか、異性遍歴はどうなのか一切説明がない。話を聞く前に手遊びをしていたりと、審査員のモチベーションも低い。ひょっとしたら舞台は天国で、各話の主人公が死ぬ間際に見た幻を表現しているのではとも思えてくる。
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ネタバレになるが、基本的に毎回男二人は「やれた」の判定をし、女は「やれたとはいえない」と判定。多数決で「やれた」認定となる。そもそも結果はあまり問題にしておらず、男女の性差を正しく表現しているだけという感じもする。
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女性審査員の「次なんてあるわけないじゃないですか」という劇中のセリフが象徴的だ。「プロセス」を重ねた上での「体を許す」なのか、たまたま流れで発情しただけなのか、そこを判断しているだけなのかもしれない。あとで冷静になって、その時の衝動を認めない。発言を翻すのは女心なのだ。
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しかし「やれなかった」と判定するに至る毎度の流れは、創作する上で一番の作者の腕の見せ所である。成功しているかどうかは俺個人としては微妙に感じる。現実に存在する女性のコメントとも思えるし、男性である作者の思考を感じないこともない。ねじ伏せられる筆力はなく、制作の舞台裏が気になってしまう。そこが良いとも言える素朴な漫画だ。

エピソードは作者が募ったものから選んでいるらしい。
一時期ラジオ番組をよく聞いていたが、こういう形式だと話したがりで盛る人が多くなってきて嫌気がさすことがあった。続刊の予定があるようなので、その辺が心配だ。やはりあまり話す気ない人からデティールをさぐっていく手段がベストだと思うのだが、余計な御世話だろうか。

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ちなみに冒頭の俺のエピソードの女性とは、上の画像とほぼ同じシチュエーションで一線を超えた。ただしやれていない。手を繋げる女性とは最低でもチューまで行けると思っている。プロセスを踏まなければと考えるあまり、女性の衝動につけ込むのをためらう純真な男は多いと思う。しかし衝動につけこまない=プロセスを踏めない男と考える女性も多い。真面目ないい男が悲しい思いをしないために読んで欲しい作品だ。


やれたかも委員会 1巻

やれたかも委員会 1巻

  • 出版社/メーカー: 電書バト
  • 発売日: 2017/06/27
  • メディア: Kindle版



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秋スタートの「るろうに剣心」北海道編の新キャラ?斎藤一の新撰組仲間、永倉新八登場か? [注目作品]

当初、春予定だった「るろうに剣心」の北海道編がいよいよ秋からジャンプスクエアでスタートするという。まとめサイトを読んでいたら、永倉新八の登場を予測している人がいてなるほどなと思った。

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永倉新八、新撰組の二番隊隊長である。
沖田総司や斎藤一よりも強かったと証言する者もいたそうだ。新撰組が没落してく中で相楽左之助のモデルである原田左之助と共に新撰組を脱退。幕末の混乱を生き抜いた。ちなみに三谷幸喜の大河ドラマ「新選組!」では山口智充が演じていた。「るろうに剣心」では7巻で初登場。この時は顔の細部まではわからない。のちに追憶編でそれらしき人物が登場している。
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(おそらく左から永倉、土方、近藤)
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(晩年、新撰組時代の回想録が新聞に掲載。文庫で読める)

ウィキによると明治6年に杉村治備と改名し北海道へ。明治15年から刑務所の剣術師範をしていたそうだ。ちなみに紀尾井坂の変が明治11年である。刑務所といえば悠久山安慈。だとすれば燃える展開だ。斎藤一とのWライダー的なタッグを期待したい。

斎藤一といえば、最近知ったエピソードがすごい。
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明治の末に神道無念流有信館の山本忠次郎が木に吊るした空き缶を竹刀で突く練習をしていたところ、斎藤と思われる老人が通りかかり、忠次郎の竹刀で缶を突いてみせた。老人は一瞬のうちに突き、缶は揺れることなく貫通したとされる。老人は「突き技は突く動作よりも引く動作、構えを素早く元になおす動作の方が大切」、「突きは初太刀でうまくいくことは少ない。私が成功したのはほとんど三の突きでした」などと語ったという。忠次郎はその後も何度かその老人と出会ったが、詮索できず挨拶を交わすにとどまった。有信館は本郷真砂町にあり、当時斎藤も本郷真砂町に住んでいたことが判明している。(ウィキより)
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この話は剣道漫画の傑作「六三四の剣」でも紹介されているという。
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(画像は拾い物)
アニメ 名言Tシャツ「悪・即・斬」

アニメ 名言Tシャツ「悪・即・斬」

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ウェア&シューズ


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1998年のリベンジポルノ?セフレの実名写真を出版公開!佐藤まさあきの「『堕靡泥の星』の遺書」 [名作紹介]

以前、amazonのKindle読み放題で、佐藤まさあきという作家の『堕靡泥の星(だびでのほし)』というエロ漫画を読み、結構なインパクトを受けた。知能犯気取りの主人公が、郊外で煽ってきたアベックの車の後をつけて、男は殺して女はやりまくるとかそんな内容だったと思う。要するに強姦魔版デスノートなのである。漫画としては時代が違うせいかあまりリアリティを感じなく、途中までしか読んでいない。主人公の悪魔みたいな顔は面白いと思う。奇面組の冷越豪みたいだ。

調べてみると、作者の佐藤まさあきはさいとうたかをと同期で、かつては劇画で一時代を築いたカリスマだったそうだ。全然知らなかった。晩年の1998年に出版した「『堕靡泥の星』の遺書」という本が気になった。作者のモテ自慢本なのだそうだが、凄いのは今まで付き合った女性の実名も顔写真も掲載しているという点だ!「もうみんなお婆ちゃんだし、いいだろ」という事らしい。全然良くなかったのか、新装版では写真に目線が入り、名前もイニシャルになったという。とんだリベンジポルノである。
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そんな本は今まで見たことも聞いたこともない。欲しい!と思った。オークションやら中古サイトやら色々探して見たが、定価2000円のところ、8000円ぐらいの相場である。半年ぐらい悩んで、少し値下げしたところで購入した。届いたので早速裁断。そんな高価な本をよくも裁断できるなと周囲から言われたが。取り込みながら女性の写真をアレコレと眺めて見たが。。。

女性の美醜についての感想、というか判断は控えたい。というのがファーストインプレッションだ。俺が生まれる前の昔の話とはいえ、実名も写真も公開されてウェブで品定めまでされるのではたまったものではなかろう。化粧も違えば食べ物も違う。俺個人の美的感覚も違う。女優やタレントでもない女の子が2ちゃんで顔を晒され、絶賛されるということもまずないだろう。。。そんなことを踏まえ、知人に感想を求めて見たが、「ないわー。」とのお返事でした。

知人の感想で少し冷静を取り戻して、改めて本を読み返してみる。若き日の作者は間違いなくイケメンである。甘いマスクというのだろうか。
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就職して3人の女性から求愛されたという。離職して引っ越ししも、女性たちから手紙が届いたというのだから凄い。ファッションなどもモダンである。それに比べると、女性たちはどうにも田舎の姉ちゃんである。顔も平安時代だったら美人なのかもしれない、いかにも昔の日本人という顔立ちだ。ただ、繰り返しになるが時代が違う。化粧も変わっている。今の女の子もすっぴんではこんな子が多いのだとは思う。

しかしこんな子ばっかり出てくるので、これ系の顔が作者の好みというのは確実にあると思う。美人が苦手とも作者は書いている。引くぐらいの高嶺の花というのは誰にでもあると思うが、作者のストライクゾーンが広いのは間違いない。

とにかく読み終わるまではその辺に判断を慎重に行いたいと思っていた。後半、セフレにするためにアシスタントを雇ってハーレムを作ったりしているのだが、その中の女の子の一人が松田聖子似と書かれている。清純すぎて他の男アシスタントも手が出せない高嶺の花タイプだったと回想されている。その彼女の写真を見て確信した。自分とは好みのタイプが違うなと。

ちなみにその女の子はある日、仕事中に「セックス!セックス!セックス!」とか叫び出して周囲を唖然とさせたそうである。作者曰く、正真正銘のマゾヒスト。欲求不満だったそうで、そのままハーレム入りした。


堕靡泥の星 1

堕靡泥の星 1

  • 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: Kindle版



『堕靡泥の星』の遺書―さらば愛しき女たち

『堕靡泥の星』の遺書―さらば愛しき女たち

  • 作者: 佐藤 まさあき
  • 出版社/メーカー: 松文館
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本


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チーコのモデルはえんどコイチの初期作品だった!復活のきらたかし新刊「ハイポジ」 [新刊]

赤灯えれじい」、「ケッチン」とヒットを飛ばし、「凸凹DEKOBOKO」が短期で終了してしまったきらたかし。最近どうしてんのかなと思ったら、新刊が出ていた。タイトルは「ハイポジ」。講談社の作家という印象だったが、今度は双葉社の漫画アクションで連載しているようだ。
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内容はリストラ&離婚危機の40代中年が、事故をきっかけに高校時代に逆戻りしてしまうという、定番のアレ。高校時代は顔見知り程度だったが社会人になって再会して結婚、のちに離婚危機を迎える幸子と、孤独にウォークマンを聞き続ける謎のクラスメイト小沢。この二人を両天秤にかけるラブコメという手堅い内容だ。作者の古き良き時代を丁寧に描く強みにも期待してしまう。

若返ったという内容を強調するためか、性描写がちょっとキツイ部分がある。過去二作品もキツかった部分はあったが、今回は60過ぎの母(睡眠薬がわりに漫画を読んで就寝する)に読ませたくない内容だ。

巻末の著者コメントで『「赤灯えれじい」のチーコのモデルは「あのあのとんがらし」の亜乃亜』だと書かれていた。なんのことやらと検索してみたら、どうやら「死神くん」「ついでにとんちんかん」で知られるえんどコイチの秋田書店時代の初期作品のことだそうだ。さすがに読んだことがない。
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そういえば「漫道コバヤシ」のえんどコイチ回でケンコバがなんか喋っていたような。。。あまりラブコメ作家という印象がなかったが、きらたかしに影響を与えているとはえんどコイチすごい!


ハイポジ1

ハイポジ1

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2017/06/26
  • メディア: Kindle版



アノアノとんがらし 全4巻完結 [マーケットプレイスセット]

アノアノとんがらし 全4巻完結 [マーケットプレイスセット]

  • 作者: えんどコイチ
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • メディア: コミック


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阿鼻叫喚!大人気ニンテンドースイッチの品薄商法疑惑の真偽がわかる鈴木みその「おとなのしくみ」 [ゲーム]

任天堂のゲーム機、ニンテンドースイッチが人気なんだそうだ。抽選会で不正が行われたとか、詐欺に引っかかった子に見知らぬ他人が善意でプレゼントしたものが転売ヤーから入手したものだったとか物議を醸している。任天堂が話題作りのためにわざと製造数を絞っている、いわゆる品薄商法だと指摘する人も多いようだ。

思い出すのはセガの最後のゲーム機、ドリームキャストである。年末商戦に間に合わせるために発売を急ぎ、十分な台数を用意できず、売り時を逃してしまったという話がある。最終的にドリームキャストは失敗した。漫画では鈴木みその「おとなのしくみ」4巻で描かれている。この話を知っていると任天堂が品薄商法しているという指摘はリアリティを感じない。
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社会人なら当たり前に分かる話だと思うが、発注、需要を読むというのは難しいと思う。特に『異常な人気の時はなおさら』だ。特にこのニンテンドースイッチは前評判はあまり良くなかった。発注を見誤れば会社が死ぬのである。
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ちなみにこの「おとなのしくみ」の9年前に鈴木みそが描いた「あんたっちゃぶる」2巻では、ドラクエの人気が品薄商法で作られたものだと暗に示していて興味深い。冗談かどうかよくわからない。
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おとなのしくみ (4) (Beam comix)

おとなのしくみ (4) (Beam comix)

  • 作者: 鈴木 みそ
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: コミック



セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争(上)

セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争(上)

  • 作者: ブレイク J ハリス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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ウィキペディアにも載ってない幻の漫画たち。中島昌利の「西遊記」を入手して当時に思いを馳せる [名作紹介]

子供の頃に読んだあの漫画をもう一度読みたいと思うことが多い。メジャーであれば良いのだが、児童誌に掲載されていた単行本すら出ていない漫画などは絶望的だ。

具体的なタイトルを挙げるとー、と思ったが、タイトルすらわからない。コミックボンボンの初期に連載されていた必殺仕事人の学生バージョンという内容だったように思う。主人公は男女のコンビで、男は覆面を被っていた、ぐらいのことしか覚えていない。調べてみると、「学園仕置き 風」というタイトルがそれっぽい。原作・武石正道/作画・中島昌利だそうだ。タイトルで検索しても絵の1点も出てこない。

中島昌利の名前で検索してみると、やはり子供の頃に繰り返し読み返した「学研まんが名作シリーズ西遊記」の作画を担当していたことがわかった。そういえば女性キャラクターの描き方に似た特徴があったように思う。
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(表紙は石ノ森章太郎)

入手して読み返してみるとやはり面白い。

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アレンジが色々と斬新でみずみずしい。
これほどの作家が代表作を出した印象もないとは驚くべきことだと思う。

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(わざわざ欄外の豆知識コーナーで、漫画の中で作者が登場することに関する解説がある)

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(猪八戒登場シーン。カメラワーク、リズムが秀逸)

ウィキペディアから中島氏のホームページに行けたが、まるでその時代のことなど捨てましたよとでも言わんばかりの内容だった。色々事情はあるのだろうが、デジタル作画に傾倒して変わってしまったのではないかと推測する。個人的な主観だが、まるで素人の仕事だ。

インターネットが発達したおかげで、作品を発表、残すことについて容易な世の中になった。ラブひなの赤松氏が古い漫画のアーカイブサイトをやっていたり、Kindleなどで自費出版もできる。もっといろんな漫画家が利用してくれればいいのになと思う。あと、エージェントもそういった漫画をすくい上げてほしい。ピクシブでコミックボンボンの電子書籍サイトがオープンしていた。そういう面からも注目したい。

国友やすゆきの「トクサツマン」とか読みたいなあ。トクサツガガガとか流行ってるし(読んでないけど)、どうですかね。


西遊記―孫悟空の大冒険 (1979年) (学研まんが―名作シリーズ)

西遊記―孫悟空の大冒険 (1979年) (学研まんが―名作シリーズ)

  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 1979/10
  • メディア: -


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「飛び降りろ」教師の発言は捏造?14年前の「ハーフは汚れた血」事件の再現か?福田ますみの「でっちあげ・福岡殺人教師事件の真相」を読め! [時事ネタ]

埼玉県の小学校で、先生が4年生の生徒に「今すぐ窓から飛び降りろ」「命が惜しいのか。早く飛び降りろ」などと3階の教室から飛び降りるよう何度も迫っていたというニュース。事実が歪められている可能性があることを、クラスの生徒の母親がフェイスブックで語っている。
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実際は、「人からやれと言われたらからといって、悪いことをしていいわけではない」「窓から飛び降りろと言われたら飛び降りるのか?飛び降りないだろう。」と説教したのがねじ曲がって伝わっているのだそうだ。

思い出したのは福田ますみのでっちあげ・福岡殺人教師事件の真相だ。漫画ではなく文章だけども。ハーフの生徒に「汚れた血が混じっている」と発言。他にも虐待行為を訴えられ、世紀の大悪人としてニュースに取り上げられた先生。学校は事実を認め、謝罪した。しかしそれは全て相手の親のでっち上げだったということが判明してくるという恐怖のドキュメント。心底ビビる事実が、そもそも生徒がハーフではなかったという点。家庭訪問をきっかけに生徒親がおかしくなるのだが、どうやったら回避できたのか当人にも読者にも全くわからないのが恐怖。

 
どちらの事件も究極的には真相はわからない。まず当事者ではないのだから。「でっちあげ」の件も、10年以上裁判で争っている。ニュースとは、他人というフィルターを通した伝言ゲームだ、と考えることがまず重要だ。父兄のSNSの発言にしたって本当かどうかはわからない(ちなみに自分はこの発言がSNSに本当にあるのか確かめていない)。義憤にかられる野次馬たちにフィルターを意識させるという意義はあると思う。

 
こういうことを考えたい人には弘兼憲史の「ラストニュース」がオススメか。
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時には報道によって誰かを傷つけることもある。それが許されるのは真実を伝えている場合だけなんだ。


[まとめ買い] ラストニュース(ビッグコミックス)

[まとめ買い] ラストニュース(ビッグコミックス)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Kindle版



でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01/01
  • メディア: Kindle版



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