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阿鼻叫喚!大人気ニンテンドースイッチの品薄商法疑惑の真偽がわかる鈴木みその「おとなのしくみ」 [ゲーム]

任天堂のゲーム機、ニンテンドースイッチが人気なんだそうだ。抽選会で不正が行われたとか、詐欺に引っかかった子に見知らぬ他人が善意でプレゼントしたものが転売ヤーから入手したものだったとか物議を醸している。任天堂が話題作りのためにわざと製造数を絞っている、いわゆる品薄商法だと指摘する人も多いようだ。

思い出すのはセガの最後のゲーム機、ドリームキャストである。年末商戦に間に合わせるために発売を急ぎ、十分な台数を用意できず、売り時を逃してしまったという話がある。最終的にドリームキャストは失敗した。漫画では鈴木みその「おとなのしくみ」4巻で描かれている。この話を知っていると任天堂が品薄商法しているという指摘はリアリティを感じない。
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社会人なら当たり前に分かる話だと思うが、発注、需要を読むというのは難しいと思う。特に『異常な人気の時はなおさら』だ。特にこのニンテンドースイッチは前評判はあまり良くなかった。発注を見誤れば会社が死ぬのである。
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ちなみにこの「おとなのしくみ」の9年前に鈴木みそが描いた「あんたっちゃぶる」2巻では、ドラクエの人気が品薄商法で作られたものだと暗に示していて興味深い。冗談かどうかよくわからない。
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おとなのしくみ (4) (Beam comix)

おとなのしくみ (4) (Beam comix)

  • 作者: 鈴木 みそ
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: コミック



セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争(上)

セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争(上)

  • 作者: ブレイク J ハリス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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ウィキペディアにも載ってない幻の漫画たち。中島昌利の「西遊記」を入手して当時に思いを馳せる [名作紹介]

子供の頃に読んだあの漫画をもう一度読みたいと思うことが多い。メジャーであれば良いのだが、児童誌に掲載されていた単行本すら出ていない漫画などは絶望的だ。

具体的なタイトルを挙げるとー、と思ったが、タイトルすらわからない。コミックボンボンの初期に連載されていた必殺仕事人の学生バージョンという内容だったように思う。主人公は男女のコンビで、男は覆面を被っていた、ぐらいのことしか覚えていない。調べてみると、「学園仕置き 風」というタイトルがそれっぽい。原作・武石正道/作画・中島昌利だそうだ。タイトルで検索しても絵の1点も出てこない。

中島昌利の名前で検索してみると、やはり子供の頃に繰り返し読み返した「学研まんが名作シリーズ西遊記」の作画を担当していたことがわかった。そういえば女性キャラクターの描き方に似た特徴があったように思う。
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(表紙は石ノ森章太郎)

入手して読み返してみるとやはり面白い。

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アレンジが色々と斬新でみずみずしい。
これほどの作家が代表作を出した印象もないとは驚くべきことだと思う。

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(わざわざ欄外の豆知識コーナーで、漫画の中で作者が登場することに関する解説がある)

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(猪八戒登場シーン。カメラワーク、リズムが秀逸)

ウィキペディアから中島氏のホームページに行けたが、まるでその時代のことなど捨てましたよとでも言わんばかりの内容だった。色々事情はあるのだろうが、デジタル作画に傾倒して変わってしまったのではないかと推測する。個人的な主観だが、まるで素人の仕事だ。

インターネットが発達したおかげで、作品を発表、残すことについて容易な世の中になった。ラブひなの赤松氏が古い漫画のアーカイブサイトをやっていたり、Kindleなどで自費出版もできる。もっといろんな漫画家が利用してくれればいいのになと思う。あと、エージェントもそういった漫画をすくい上げてほしい。ピクシブでコミックボンボンの電子書籍サイトがオープンしていた。そういう面からも注目したい。

国友やすゆきの「トクサツマン」とか読みたいなあ。トクサツガガガとか流行ってるし(読んでないけど)、どうですかね。


西遊記―孫悟空の大冒険 (1979年) (学研まんが―名作シリーズ)

西遊記―孫悟空の大冒険 (1979年) (学研まんが―名作シリーズ)

  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 1979/10
  • メディア: -


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「飛び降りろ」教師の発言は捏造?14年前の「ハーフは汚れた血」事件の再現か?福田ますみの「でっちあげ・福岡殺人教師事件の真相」を読め! [時事ネタ]

埼玉県の小学校で、先生が4年生の生徒に「今すぐ窓から飛び降りろ」「命が惜しいのか。早く飛び降りろ」などと3階の教室から飛び降りるよう何度も迫っていたというニュース。事実が歪められている可能性があることを、クラスの生徒の母親がフェイスブックで語っている。
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実際は、「人からやれと言われたらからといって、悪いことをしていいわけではない」「窓から飛び降りろと言われたら飛び降りるのか?飛び降りないだろう。」と説教したのがねじ曲がって伝わっているのだそうだ。

思い出したのは福田ますみのでっちあげ・福岡殺人教師事件の真相だ。漫画ではなく文章だけども。ハーフの生徒に「汚れた血が混じっている」と発言。他にも虐待行為を訴えられ、世紀の大悪人としてニュースに取り上げられた先生。学校は事実を認め、謝罪した。しかしそれは全て相手の親のでっち上げだったということが判明してくるという恐怖のドキュメント。心底ビビる事実が、そもそも生徒がハーフではなかったという点。家庭訪問をきっかけに生徒親がおかしくなるのだが、どうやったら回避できたのか当人にも読者にも全くわからないのが恐怖。

 
どちらの事件も究極的には真相はわからない。まず当事者ではないのだから。「でっちあげ」の件も、10年以上裁判で争っている。ニュースとは、他人というフィルターを通した伝言ゲームだ、と考えることがまず重要だ。父兄のSNSの発言にしたって本当かどうかはわからない(ちなみに自分はこの発言がSNSに本当にあるのか確かめていない)。義憤にかられる野次馬たちにフィルターを意識させるという意義はあると思う。

 
こういうことを考えたい人には弘兼憲史の「ラストニュース」がオススメか。
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時には報道によって誰かを傷つけることもある。それが許されるのは真実を伝えている場合だけなんだ。


[まとめ買い] ラストニュース(ビッグコミックス)

[まとめ買い] ラストニュース(ビッグコミックス)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Kindle版



でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01/01
  • メディア: Kindle版



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明治28年の雑誌が電子書籍で読める!ドコモのdマガジンがアツい!! [無料/セール]

ドコモの電子書籍サービス、dマガジンが面白いことをやっている。
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扱っている雑誌の創刊号を、期間限定で電子書籍配信しているのだ。週刊文春、新潮、朝日、スクリーン、エコノミスト、東洋経済、ナンバー、フラッシュ、週刊プロレス、アンアン、ファミ通などなど。。。一番古い雑誌は東洋経済で、なんと1895年、明治28年創刊!
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ドコモはお役所みたいな会社だと思っていたが、こういう企画をやる余力があるのが素晴らしく意外だ。dマガジンというコンテンツの体力も感じる。これを機会に、各雑誌社がバックナンバーの電子化、販売に力を入れてくれればいいなあと思う。著作権の関係もあるのだろう、数ページしか公開してない雑誌も多い。そこは是非、当時の文化的資料価値に配慮してそのまま残しました的な理屈で押し切ってほしいのだが。
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週刊東洋経済 2017年7/8号 [雑誌](ビジネスのための使えるAI)

週刊東洋経済 2017年7/8号 [雑誌](ビジネスのための使えるAI)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2017/07/03
  • メディア: 雑誌



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藤島康介もぶっ飛ぶ!16歳のトップアイドルと結婚した30歳の漫画家が30年前に実在した。 [あの人は今]

アイドルにそれほど興味なく、いい歳してAKBとかももクロとかハマったらみっともないなあと思う性分で、あまり近づかないようにもしているのだが、最近ベイビーメタルというアイドルグループの動画をよく見ている(あまり周囲に知られないようにはしている)。惹かれるポイントは色々あるが、その一つにダンスの体のキレがすごいというのがある。想像を絶する練習量のはずだ。きっとAKBもももクロも同様なのだろう。前回、スパルタで知られる振付師の情報を検索して、そういった内情を想像した。

そういうアイドルに本気で惚れてしまう〜ぐらいは百歩譲って良いとして、本人が困るぐらいにアプローチしてしまうヤツってなんなのだろうと思う。人に好かれるために死ぬほど努力している女の子と、見るからにだらしないキモオタ。普通釣り合わないと思うだろう。

ただ、同じぐらい努力しているからといって、彼女らに選ばれるというわけでもない。早い話、女のロマンを満たせるものを何か持ってるかがポイントだ。外見の美しさだったり、経済力だったり、居心地の良さに繋がるコミュニケーション能力だったり。ドラゴンボールの気を高めるシーンの真似をする小学生のように、ひたすらテンションを高めることしかアピールポイントがないでは、彼女らに選ばれるはずもないのだ。

大昔のファミ通を電子化していて、水谷麻里というアイドルが気になって検索をかけてみたら漫画家の江口寿史と結婚していて驚いた。
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水谷麻里のことはあまり知らないが、「地上に降りた天使」という曲は聞いたことがある。当時結構売れていたようだが、デビュー2年後に雑誌の企画で対談した江口寿史と交際するようになり、3年後に結婚したという。江口寿史も天下の少年ジャンプの売れっ子漫画家、現在もイラストレーターとして地位を確立していて普通の人ではないのだが、アイドルと結婚できてしまうのはすごいと思う。ネットアイドルを妊娠させてしまう藤島康介の比ではない。
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島本和彦の「燃えよペン」で主人公の漫画家である炎モユルが、アイドルに会わせてくれないと描かないと編集者にゴネるシーンがあるが、水谷麻里の件を知ってから読むと、また味わい深いものがある。
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近年、漫画好きを自称するアイドルや女優は多いが、水谷麻里のような話は聞いたことがない。かなりレアなことなのだろう。ちなみに対談時、水谷麻里は16歳。結婚したのは19歳という計算になる。江口寿史は15歳も年上。幕張の木多康昭がネタにしないのが不思議なくらい、羨ましい話だ。
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ゴールデン☆ベスト デラックス 水谷麻里

ゴールデン☆ベスト デラックス 水谷麻里

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2009/09/16
  • メディア: CD



ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 第1巻

ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 第1巻

  • 出版社/メーカー: フリースタイル
  • 発売日: 2016/07/12
  • メディア: Kindle版



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30年前にドラクエ2の歌手としてデビューした『Love Song 探して』の牧野アンナが、現在は母校を探していた [あの人は今]

もうすぐドラゴンクエスト11が発売される。思わず2と誤読してしまうが、ドラクエ2といえば牧野アンナだ。
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昔のゲーム雑誌を電子化する中で、ドラクエ2の広告を見て思い出した。パスワード入力画面の曲で牧野アンナはデビューしたのだが、YouTubeなどない時代の話である。歌声を聴く機会もなく、その後に歌手として活躍した話も聞こえてこなかった。こういったアイドル売り出し企画をドラクエでやるということ自体も異例である(そういえば5の時も「ルーラ」という歌手が出てきたな)。どういう経緯でこの話が持ち上がったのか、語る関係者もいない。ちょっと興味の湧く話である。すぎやまこういちプロデュースかなんかだったのだろうか。
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ウィキペディアを見ると驚く。
戦前の映画監督として名前ぐらいは俺でも知ってるマキノなんちゃらがお爺さんの芸能一家。父は沖縄アクターズスクールの校長なんだと。今ではあまり聞かないが、アクターズスクールといえば、一時期は芸能界入りしたい女の子にとって憧れの学校だった。安室奈美恵やSPEEDなどのスターがボコボコと誕生していた。そんな学校でサラブレッドとして調教を受けたであろう牧野アンナでも、当たるとは限らないのが芸能界のスポットライトである。裏方に回り、後進のアイドルを育てる役割に回ったそうだ。

どこまで本当かどうかはわからないが、このまとめがすごかった。相当厳しい人らしい。
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「そうですね。『休憩!』って言ってホントに休憩してると、『休憩してんじゃねえよ!』とか(笑)。『お弁当食べてる間もダンスのことだけ考えろ。頭の中でイメージトレーニングできるでしょ。それぐらいやらないと間に合わないよ!』って言って」
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自分も、こんな状態で仕事する毎日だ。ブラックだなあと嘆いてはいるが、厳密に考えると誰しも個人事業主なのかもしれない。徒弟制度の世界に飛び込んで、ブラックだと嘆くヤツはいない。労基違反を肯定するわけではないけども、そういう考え方も完全に無視はできない。

ところで、今回調べていて驚いたのだが、牧野アンナよりも沖縄アクターズスクールの方がとんでもないことになっていた。
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現在は支店も閉めて、細々と活動しているらしい。よく分からない話だが、校長の娘である牧野アンナが現状について疎く、ツイッターで情報を呼びかけている始末だ。『Love Song 探して』の牧野アンナが、『沖縄アクターズスクール探して』になっていた。

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察するに、校長はかなり真面目な人なのだろう。アクターズスクールの看板を使えば、人任せにしたっていくらでも事業を拡大できそうなものである。そういう意味で芸能界と水が合わなかったのではなかろうか。

 
[新月]?関連記事[新月]?
サマルトリアの王子の妹に刺殺される主人公!幻の「ドラクエ2」エンディング
http://omakedvd.blog.so-net.ne.jp/2015-12-25


ダンスチーム ラブジャンクス ダウン症のある子たちと共に

ダンスチーム ラブジャンクス ダウン症のある子たちと共に

  • 作者: 牧野アンナ
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2015/10/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



コンプリート・シングルス LOVE SONG探して

コンプリート・シングルス LOVE SONG探して

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SOLID
  • 発売日: 2015/09/16
  • メディア: CD



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「君の名は。」でウルトラメガヒットを飛ばした新海誠の奥さんが出てくるDVDを死ぬほど見ていたあの頃 [あの人は今]

ちょっと前に「君の名は。」の新海誠監督の不倫報道が話題になった。監督が否定してから続報も見かけない。そのニュースを扱ったまとめ記事のコメントで奥さんの名前が「三坂知絵子」と出ていて、どこかで見た名前だなと思ったら、めちゃめちゃ繰り返し見た自主制作映画、「ヴァーサス」のヒロイン役の女優さんだった。

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(「ビハインドヴァーサスジ・オフィシャルガイドブック」より)

ヴァーサスをきっかけに出世した俳優といえば仮面ライダー斬鬼の松田賢二。特命戦隊ゴーバスターズの司令官役の榊英雄。助監督の山口雄大はクロマティ高校や珍遊記を、主演の坂口拓は魁!!男塾を監督した。監督の北村龍平は国内ではゴジラ最終作などのビッグバジェットを任され、その後は渡米してハリウッドで映画を撮っている。その作品、ミッドナイトミートトレイン荒木飛呂彦も著書の中で絶賛している。

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三坂知絵子はその後の女優としての活躍は聞こえてこなかったが新海誠を捕まえていたかー。引きが強すぎだろう。新海誠との間に生まれた子供も天才子役と呼ばれているらしい。

ちなみに「君の名は。」は、まだ見れていない。。。





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ザ・カゲスターを見て思い出した、山根青鬼の児童漫画の傑作「名たんていカゲマン」 [名作紹介]

アマゾンプライムで「ザ・カゲスター」を見た。
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その奇抜すぎるデザインは子供の頃から知っていたが、実際映像で見るのは初めて。驚いたのはカゲスター誕生の経緯。改造手術を受けたわけでも、インドの山奥で修行をしたわけでもなく、事故で感電しただけでスーパーヒーローになっているのである(その伏線として「影が操れたらなあ」と妄想するシーンはある)。
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さらに驚いたのは、巨大な影の手を操って悪人を捕まえるところ。まあ「カゲスター」と名乗ってるぐらいだから当然の能力なのだが、これでは「名たんていカゲマン」ではないか!
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「名たんていカゲマン」、まんが道にも登場する作家、山根青鬼の代表作にして大ヒット児童漫画である。主人公の少年探偵が、意思を持った自身の影を使って悪人と戦うギャグ漫画。
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(「まんが道」より)

ウィキペディアによると、カゲマン1975年、カゲスター76年と、カゲマンの方が古いようだ。自分が子供の頃は、どこの家に行っても単行本があったような気がするが、若い人は知らないだろう。近年アニメ化されたが大幅なアレンジが加えられていた。

懐かしくなって復刻された単行本を中古で買って読んだ。全3巻で、一冊700ページ近くあるので電子化必須だ。内容は単行本で読むとなかなか辛いものがある。基本一話完結で、追い詰められたカゲマンが機転を効かせて光源を作り、シャドーマンの登場で大逆転というシンプルな構成の繰り返し。

無理もないが早々にネタが尽きてる感がある。謎解き要素もあるが、かなりいい加減で、読者が謎解きを楽しむ価値はないと思う。。。作画もかなりラフである。自分だけかもしれないが、ちょっと絵が怖い。特に怪人19面相の顔と手下の狼男が怖い。悪い夢に出てきそうである。カゲマンのキャラクターも感情移入しづらい。金髪のカツラをかぶったスキンヘッドの牛乳瓶メガネ少年探偵、素性含めて謎だらけである。この漫画でマトモな情緒を持っているキャラクターはシャドーだけ。

古いが故に、逆にオシャレ感もなくはない。
スマホケースも発売されていて、ちょっと欲しいと思ってしまう。

ちなみにカゲマンに二代目が存在するのを知ってる人はどれくらいいるのだろうか。予告カットを見て、ひたすらワクワクしたのだけは覚えているが、本編を読んだ記憶はあまりない。1年程度で終わってしまったようだ。
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カゲマンのベースになった作品、「くろっぺ」が漫画図書館Zで読めるのを発見した。今回購入した単行本のあとがきでその存在を知ったが、こうして見ると2代目カゲマンにそっくりである。
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ドクターマシリトが外道過ぎる!平松伸二版まんが道「そしてボクは外道マンになる」 [注目作品]

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連れの都合でたまたま立ち寄った本屋。プレイボール2を読もうとグランドジャンプを手に取ったが載ってなかった。よく表紙を見たら、グランドジャンププレミアムという増刊だった。巻頭に平松伸二の「そしてボクは外道マンになる」 。読んで見たら、これが大当たりの内容で、平松伸二を読んだことのない連れにも勧めてみた。

平松伸二といえば現代版「必殺仕事人」の「ブラックエンジェルズ」。自転車のスポークを使い、法で裁けぬ悪党を刺し殺す内容は、当時の小学生たち読者に衝撃を与えた。ちなみに出世作である「ドーベルマン刑事」は世代ではない。ブラックエンジェルズ以降は低迷し青年誌に移る。「細けえことはいいんだよ」はアスキーアートとして大ヒットを飛ばした。「そしてボクは外道マンになる」は、平松伸二版の「まんが道」。時々読んではいたが、ちょっとエロワードの使い方が趣味じゃないので、単行本を買うまでではないかなと思っていた。

今週の外道マンはドクターマシリトこと、鳥嶋和彦が新担当になってドーベルマン刑事のテコ入れを行う有名なエピソードのコミカライズだった。鳥嶋氏は数え切れないくらい多くの作家が漫画に描いているが、そのどれよりも強烈に描写されている。

了承を得るために本人に会いに行ったエピソードまで漫画にしているのだが、漫画を読んだ鳥嶋氏のコメント「こんな漫画描いてるとは知らなかった」はまだわかるにしても、「いまだに現役とは思わなかった」ぐらいのオマケがつく毒舌さなのである。さらに自身の登場シーンについては承諾しつつも、漫画についてはこのまま行くとゴミで終わるとまでぶったぎっている。キャラたちすぎだ。そして現在社長に就任している白泉社でジャンプを抜く漫画誌を作ると息巻く。この辺はバンチ創刊前の堀江信彦のような切なさを感じもするのだが。

「平松さん自身がわかってると思うけど、全然外道じゃない」と、タイトルに偽りがあると鳥嶋氏に指摘され、奮起する作者。次週から本格的に外道化して行くようで、楽しみである。

第一話はネットで読めます。
http://grandjump.shueisha.co.jp/original/gedou/

ところで鳥嶋氏といえばやはりドクタースランプ。「あのころのわし」は完全版や文庫版では読めなかったりするので、やはりオリジナル版を買うべきだと思う。電子書籍版や、最近の版で載っているのかは知らないけども。
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Dr. スランプ アラレちゃん Dr. マシリト世界征服計画 ~集まる! キャラメルマン!!~ (BOX)
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遥かなる旅路、「ドラゴンボール」その初期構想とは7 [シリーズ]

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強さのインフレを起こすたびにリアリティの崩壊を起こしつつも人気を爆発させてきたドラゴンボール。大人の経済的な事情により、延命を繰り返し続ける作品になってしまった。その初期構想とはどんなものだったのだろう。

漫画史に残る名台詞、「もうちょっとだけ続くんじゃ」。
あの「もうちょっと」とは、どのくらいを指していたのだろう。自分はベジータ戦までだと長年思っていた。しかしランチさんのリストラを考えると、スーパーサイヤ人が登場するフリーザ戦までが「もうちょっと」の範囲だったのだろう。ナッパに「あいつナメック星人だぜ」と言わせ、伏線を張っている。
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自分の中でドラゴンボールのベストバウトはベジータvs悟空&悟飯&クリリン&ヤジロベーである。3倍界王拳かめはめ波の迫力。役に立ったり立たなかったりのヤジロベーの不安定感によるハラハラ。ご飯の大猿化による大逆転。それでも死なないベジータの生命力の凄まじさ。ナメック星のドラゴンボール争奪戦のハラハラも最高。つくづく思う。もうちょっとだけ続いて良かった!と。
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しかし、これで終わりと考えているからか、連載が長期化することによって作品を陳腐化させてしまう場当たり的な設定が色々と顔を出している。

例えば「あの世」の設定。閻魔大王にラディッツをあっさりやっつけさせたのがそもそもまずい。この後に出てくる界王様の偉大さを際立たせたいという狙いだったのだろうが、その界王様よりも強いキャラが続々とあの世に送り込まれてくる展開になるのにどうすんだという話である。だったら聖闘士星矢のように、冥界ではハーデスの結界のせいで力が半減される〜とかやるべきである。
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そしてその界王様。
神よりも上の存在がいたなんてと驚かせておいて、さらにアニメでは大界王様が登場。連載が長期化することによってその設定は公式のものとなり、さらにそのまた上の存在、界王神が登場。大人の事情で再スタートさせた新しいアニメシリーズでは、そのまた上の破壊神が登場。最近では、さらにそのまた上の存在が出てきているらしい。

スカウターは男心をくすぐるアイテムであるが、パワーバランスをインフレさせ、バトルを単なるフォームチェンジしたもの勝ちの展開にさせてしまった最大の戦犯だ。フリーザ第二形態で賞味期限切れになってしまったのに、いまだにセルだのブウだのに戦闘力は幾つだとか盛り上がってる人を見ると、なんだかなあと思ってしまう。次回では、その辺について書こうと思う。


ドラゴンボール 仙豆スナック 【DRAGONBALL】

ドラゴンボール 仙豆スナック 【DRAGONBALL】

  • 出版社/メーカー: ベネリック㈱
  • メディア: その他


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