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ドクターマシリトが外道過ぎる!平松伸二版まんが道「そしてボクは外道マンになる」 [注目作品]

バクマン5.png
連れの都合でたまたま立ち寄った本屋。プレイボール2を読もうとグランドジャンプを手に取ったが載ってなかった。よく表紙を見たら、グランドジャンププレミアムという増刊だった。巻頭に平松伸二の「そしてボクは外道マンになる」 。読んで見たら、これが大当たりの内容で、平松伸二を読んだことのない連れにも勧めてみた。

平松伸二といえば現代版「必殺仕事人」の「ブラックエンジェルズ」。自転車のスポークを使い、法で裁けぬ悪党を刺し殺す内容は、当時の小学生たち読者に衝撃を与えた。ちなみに出世作である「ドーベルマン刑事」は世代ではない。ブラックエンジェルズ以降は低迷し青年誌に移る。「細けえことはいいんだよ」はアスキーアートとして大ヒットを飛ばした。「そしてボクは外道マンになる」は、平松伸二版の「まんが道」。時々読んではいたが、ちょっとエロワードの使い方が趣味じゃないので、単行本を買うまでではないかなと思っていた。

今週の外道マンはドクターマシリトこと、鳥嶋和彦が新担当になってドーベルマン刑事のテコ入れを行う有名なエピソードのコミカライズだった。鳥嶋氏は数え切れないくらい多くの作家が漫画に描いているが、そのどれよりも強烈に描写されている。

了承を得るために本人に会いに行ったエピソードまで漫画にしているのだが、漫画を読んだ鳥嶋氏のコメント「こんな漫画描いてるとは知らなかった」はまだわかるにしても、「いまだに現役とは思わなかった」ぐらいのオマケがつく毒舌さなのである。さらに自身の登場シーンについては承諾しつつも、漫画についてはこのまま行くとゴミで終わるとまでぶったぎっている。キャラたちすぎだ。そして現在社長に就任している白泉社でジャンプを抜く漫画誌を作ると息巻く。この辺はバンチ創刊前の堀江信彦のような切なさを感じもするのだが。

「平松さん自身がわかってると思うけど、全然外道じゃない」と、タイトルに偽りがあると鳥嶋氏に指摘され、奮起する作者。次週から本格的に外道化して行くようで、楽しみである。

第一話はネットで読めます。
http://grandjump.shueisha.co.jp/original/gedou/

ところで鳥嶋氏といえばやはりドクタースランプ。「あのころのわし」は完全版や文庫版では読めなかったりするので、やはりオリジナル版を買うべきだと思う。電子書籍版や、最近の版で載っているのかは知らないけども。
平松1.png

平松2.png
Dr. スランプ アラレちゃん Dr. マシリト世界征服計画 ~集まる! キャラメルマン!!~ (BOX)
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