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7ページの漫画のために800円出して購入!伝説的クソゲーのメイキングが読める「大好きスーファミ俱楽部mini」 [注目作品]

立ち読みした「大好きスーファミ俱楽部mini」というムックに掲載されていた相原コージのオマケ漫画が大ヒット。ミニスーファミ発売に便乗した内容の薄い本で800円もするけども、この7ページの漫画欲しさに散々迷って購入。ちなみに自分にとって相原コージは嫌いな作家。サルでも描けるまんが教室」ぐらいしか買ったことない。なんか神経質そうで意識高いというイメージ。そんな漫画家のためにページ単価100円以上払ってしまうぐらい面白かった。嫁日記の作者の有料ウェブ漫画1話100円はずっと躊躇っているというのに。。。(早く単行本にならないかなあ)
摩訶摩訶.png
漫画の内容は作者が関わったロールプレイングゲーム制作について。「摩訶摩訶」と「イデアの日」だ。どちらもやったことがないが「摩訶摩訶」は見た目からしてインパクトがあり、ゲーム雑誌でよく特集されていた。今でもたまにやってみようかなと思ったりもするのだが、調べてみるとバグが多すぎるクソゲーという評価が多く、その都度やる気を失う。漫画の中でも「スーパーファミコンクソゲー番付」で紹介されたと書いている。このムックも購入していたのだが、確認すると巻頭に取り上げられている。
摩訶摩訶4.png
「例えば、キャラの体が半分消える、船が増殖する、ウィンドウの色が変わる、装備を変えるときに防御が一ケタに下がってしまうなどの軽度な(?)バグから、フィールド上で主人公以外の技が使えない、ダンジョンの階段に入ると全く関係のない場所へワープしてしまうといった地名的なバグもあり、せっかく進めたのにリセットを余儀なくされることも。しかも、エンディングのスタッフロールまで文字化けしていたりと、終始バグのオンパレードなのだ。」

そんな事も買う前は分からない。結構売れたのだろう。
ゲームを製作したメーカーから第二弾を持ちかけられ、かなりの情熱を注いだ「イデアの日」は全く売れず作者はゲーム制作を辞めたそうだ。ファイナルファンタジー6の発売時期と重なったことも敗因として挙げているけども、やはり「摩訶摩訶」でユーザーの信用を失ったということなんだと思う。
摩訶摩訶3.png
摩訶摩訶を発売したシグマ商事
ファミコンで「必殺道場破り」という変わったゲームで参入したことを強く覚えている。他にはメガドライブで「サイオブレード」というSFアドベンチャーゲームをやったぐらいの思い出しかない。そんな会社もかなり儲かっていたという。「サルまん」でコンビを組んだ竹熊氏と相原氏が当時かなりRPGにハマり、こんなのが出てきたら漫画は終わりとまで思ったと描いていて、何か忘れた記憶が戻ってきたような気がする。それぐらい当時のRPGには可能性を感じた。それから何度も世界を救わされ、結局表現の幅はそれほど広くないと気づいてしまうのだけれど。
摩訶摩訶2.png

ちなみにKindle読み放題でも読めるそうです。
前号はツルピカハゲ丸ののむらしんぼが描いているのだとか。


大好き!スーファミ倶楽部mini (サクラBooks)

大好き!スーファミ倶楽部mini (サクラBooks)

  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: Kindle版



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「はじめの一歩」はなぜ炎上したか?冗長な展開が破綻させた「頑丈じゃわい」のウソ [注目作品]

はじめの一歩が炎上している。
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パンチドランカー疑惑を主人公本人が認めたことで大いに湧いたが、その次の回でまさかのKO負け。対戦相手は名かませ犬ポンチャイ・チュワタナの再来キャラ。新型デンプシーお披露目で死ぬほど長い間引っ張ってきたにも関わらずそれも不発。負けたら引退という流れだったために、ネットの反応は打ち切り予想が支配。はじめの一歩担当編集者が否定のコメントを出すほどの流れだった。そして炎上。
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「はじめの一歩」がなぜ少年漫画として画期的だったかというと、ケガして引っ張るという展開がなかったからだと自分は思う。それまでの漫画はケガで万全の状態で戦えないというのを主人公のピンチとして演出するものが多かった印象がある。自分にとって強いのはどっち?というのが一番の興味なのに、それに「もしケガが無かったら」だとか「アヤ」をつけられることは大いにしらける展開だったのだ。

はじめの一歩は仙堂戦で拳のケガはあったが、試合中にケガの影響はない。基本的にどんなに殴られようが、試合後の検査で「頑丈じゃわい」で済まされていた。漫画を面白くするものはリアリティーだが、大元の「もしもこんなウソが許されたら」というのが漫画の核である。一歩の場合、「頑丈じゃわい」という一つのウソを、多数のリアリティーで補強していた。

しかし連載が長期化しすぎて「頑丈じゃわい」も無理が出てきた。試合数が増えれば増えるほど破綻するウソなのである。そして作者の森川ジョージも一歩が殴られることでしかボクシングにおけるピンチを表現できなくなってきたというのが破綻を加速させた。
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一時期作中で、「頑丈じゃわい」に新たな理由づけを試みたことがあったがそれも失敗だったのか、物語はドランカー展開に舵を切る。

 
さて、自分はあまり一歩打ち切りはないだろうとは思っていた。しかし最近同雑誌で長期連載されていたテニス漫画が切られた話もあり、サンデーにおける炎上狙いの打ち切り戦略が業界のトレンドになったのかもしれないという危惧はあった。

打ち切られないとすれば、今後一歩はどういう展開になるのか。
かつて一歩の先輩である木村達也が引退を撤回する話があった。みっともなく宣言撤回して現役にしがみつくという展開になるのだろう。理屈ではない。母親や久美ちゃんを捨ててもボクシングにしがみつく。それが鷹村が散々振ってきた、一線を越えるということなのではないか。

例えば網膜剥離でボクシング協会からライセンスを剥奪され、海外に渡って試合をした辰吉丈一郎(はじめの一歩の表紙に登場したこともあった)のようにだ。

 
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基本的にドランカーになった選手は元に戻らない。
そこにブラックジャックが現れ治療を施すというのも漫画らしい展開であるが、それも無いとは言えない。もしくは「やっぱりドランカーじゃ無かった」で話を引っ張るのかもしれない。そもそも今回の敗戦も、来週「スリップ〜〜!!」で無かったことにされるんではあるまいな、とちょっとドキドキしている。立ち読みだったのでその辺、ちゃんと読んでいなかった。

リカルドマルチネスを倒して世界チャンピオン。
それを見るためにほとんどの読者は冗長すぎる展開、作者の劣化に耐えて一歩を読み続けている。俺は一回負けて再戦で倒すという予想だった。20年ぐらい前にした予想だ。しかしその展開だと350巻ぐらいかかるかもしれないと近年思い始め、流石にそんなのは耐えられないと今では一回やって終わりという考えに落ち着いている。流石にあのチャンピオンをドランカーがぶっつけ本番で倒すという展開にリアリティーを持たすことは無理だ。

路線変更をミスリードだとか、これこそリアリティなのだとか言い出す作家は多い。森川ジョージは今何を考えているのだろうか。

 

はじめの一歩大解剖 (サンエイムック)

はじめの一歩大解剖 (サンエイムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: ムック



はじめの一歩(1) (講談社漫画文庫)

はじめの一歩(1) (講談社漫画文庫)

  • 作者: 森川 ジョージ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/11/10
  • メディア: 文庫



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このマンガが本当にすごいのか?「そしてボクは外道マンになる」の単行本が売れない理由 [注目作品]

どの雑誌に載ってるんだかイマイチよく分からない平松伸二の「そしてボクは外道マンになる」の最新話を読んだ。単行本2巻からの続きのようだ。ドクターマシリトに「全然外道じゃない」と酷評されてからの続き。ちなみに掲載誌は「グランドジャンプPREMIUM」。プレイボール2が載っている「グランドジャンプ」の増刊誌で、隔月刊なんだと。

さあいよいよ外道編が始まるのかと思いきや、まだ自問自答を繰り返すという回だった。しかしこれがなかなか面白かったのである。
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「悪魔の心」みたいなキャラに散々なじられて、刀を手にとって居合で悪魔を真っ二つ。しかしそれに対して「居合って言っても習いたて」「刀も模造刀」「悪魔のデザインはデスノートの影響丸わかりと、どこまでもカッコ悪い&才能ないと悪魔のツッコミが入る。容赦ない自己批判。この3連コンボは良かった。描くための怒りゲージを溜めるという回なのだろうか。何か殻を破ろうとあがいている。漫画家生活最後の作品としてやり残しがないようにしている。そんな感じがする。

 
ところでこの漫画、単行本があまり売れてないらしい。
作者がTwitterで愚痴っている。売れ行きがよくなければ当然打ち切りもありうる。もったいないなとは思うが、それも仕方ないかなとも思う。この漫画には致命的な欠点がある。実話ものなのに悲しいぐらいリアリティがなさすぎるのだ。

例えば1巻。
主人公が悪役キャラの取材のために繁華街に行ってチンピラに絡まれ、屈辱的な目に会うがその体験が作風に深みを与える。そのチンピラは担当編集者の仕込みだった。。。という話だが、ものすごく嘘っぽい。百歩譲って実話だとしても、それを真実だと信じさせるデティールがまるで無い。
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完全フィクションだったらその展開もアリなのかもしれないが。要するにストーリー漫画家のベテランとしてのノウハウが作品に悪影響を与えているのだ。話を盛ってもいいが、盛り付けが下手すぎるのだ。

さらに担当編集者が刑務所で連続殺人犯と面会させるシーン。こちらの方がまだリアリティがあるのだが、やはり細部の情報が皆無で嘘っぽい。実際の新聞記事を載せるとか、真実味を持たせる手段はいくらでもある。梶原一騎をよく引用しているが、アンドレを木こりと信じさせた彼から一体何を学んだのかと問い詰めたいぐらいだ。

とは言え、Dr.マシリトの登場回は良かった。これが無ければ単行本を買うこともなかった。
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単行本で初めて知ったが、個展に花を贈らなかった編集者を担当から外した経緯を漫画で暴露したのはセコイ話だがリアリティがあって良かった。かなり人間臭さが出ているし、今作執筆に当たって妥協しない姿勢も期待が持てる。
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自分はリアルタイムでブラックエンジェルズ、ラブ&ファイヤー、キララを読んでいたが、青年誌に移ってからはの平松伸二作品に馴染めないのでほとんど読んでいない。そんな自分が久しぶりに買った「そしてボクは外道マンになる」。もっと面白くなるように期待している。

 

そしてボクは外道マンになる 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

そしてボクは外道マンになる 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/08/18
  • メディア: Kindle版



そしてボクは外道マンになる 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

そしてボクは外道マンになる 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/19
  • メディア: Kindle版



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溜飲を下げるのは男か女か?まとめサイト御用達「深夜のダメ恋図鑑」をまんまと買わされる [注目作品]

ツイッターで話題の漫画というスレを覗いて見た。
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プライドの高い40代エリートサラリーマンが、妹の紹介で32歳の女性とお見合い。
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アラサー女性に興味ない男は、相手が金目当てなのではとカマをかける。図星だと感じた男がネタ晴らし。女性がショックを受けて気分爽快!翌日、話を聞いた妹が驚くコマで漫画は終わっていた。
ダメ恋愛3.jpg

続きが気になって、しばらく検索しまくってしまった。
どうやら「深夜のダメ恋図鑑」という女性向け漫画の新刊のようだ。
よくまとめサイトで引用されているのでステマ?という考えも頭をよぎったが、だとしたらなかなか賢い戦略だ。半日悩んでkindle版を買ってしまった。

オチは、妹と妹の友達の主人公が男の幼い異性観を笑うというもの。実はアラサー女性もショックを受けていたのではなく、男の幼稚さに笑いをこらえていたのだった。おまけに女性は作家で、男よりも金を稼いでいた。

「深夜のダメ恋図鑑」は1巻が無料公開されている。購入した新刊と合わせてざっと読んで見たが、「ニーチェ先生」や「クロエの流儀」のような論破系漫画という印象だ。そもそも大抵滑っているのに「言ってやったぜ」感が鼻につくこのジャンル。とても難しいなあと思う。

まとめサイトでよく見かける「飲み会で態度が悪い女に高額所得者であることを話したら尻尾ふってきたwww」みたいな、ウルトラモテない男の妄想話に対するアンサーソングとしてこの深夜のダメ恋図鑑の今回のエピソードが作られているような気がして、どっちもどっちだなあとか思ってしまう。同じレベルでしか争いは発生しないのだから。

「実は女性は作家で高給取りだった」という部分がそれを象徴していると思う。この部分いらなかったんじゃ。女性が伴侶に経済力を求めるのには正当な理由があるというのが話を成立させる肝の理屈。バイトで家事手伝いというキャラクターにする必要もないけども、作家で高給取りとあえて付け加えたかのは前述の飲み会で見栄はる妄想男の心理となんら変わりない。「作家で稼いでいる知人」って相当珍しいと思うけども、紹介した妹がそれを教えていないのも不自然。エンタメとして成立させるためといえばそうだけども、作品をその程度の格にしているとも思える。
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言わぬが花という言葉があるが、こういう文句ばっかり言ってる人って絶対××なんだろうなあと思ってしまう。でも割と男が気を回しにくい部分を教えてくれている部分もあり、全否定は出来ない。kindle版で一冊買ったのにも関わらず、自分で電子化したくてリアル本を3冊購入してしまった独身アラフォーの俺でした。



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ハンターハンター休載の冨樫義博はどんな作家生活?過去の実態を描いた味野くにおの「先生白書」 [注目作品]

中断&再開で度々ニュースになるハンターハンターの冨樫義博。その元アシスタントが現役時代を回想した漫画、「先生白書」を購入した。ちなみに単行本は書き下ろしで、同時にウェブ連載も始まっている。
先生白書1.png
ちなみに自分にとって冨樫義博はちょっと苦手な作家である。というか、ワンピース、ナルト、ブリーチ、あの辺のドラゴンボール終了後の看板漫画に興味が湧かないのだ。自分にとってハンターハンターもそのカテゴリーに入る。その前の世代の「忍空」や「幽遊白書」のヒット作品もピンと来ない部分が多く、その頃からジャンプ卒業の時期がきたというだけなのかもしれない。

冨樫義博といえば「てんで性悪キューピット」。ヒロインが拘束されて服を剥ぎ取られていく。あのエロさはインパクトはあった。しかしジャンプ漫画としてヒットする匂いが感じられず、幽遊白書も早々に打ち切りになると思っていた。転機を感じたのは必殺技「霊丸(レイガン)」の登場。コブラのサイコガンをモチーフにしたそうだが、それ以前に「かめはめ波」の亜流である。ではあるが、ちょっとポーズを変えただけでありきたりな気功波系の技に新鮮味を感じてしまうことに驚いた。

主人公が霊丸を習得し、漫画はバトル漫画路線に変更。ジャンプ漫画の王道、トーナメント編が始まった。惹かれるものはあるが、過去に読んだバトル漫画と比べるとクオリティが低く感じられ、世間の反応との大きなギャップを感じた。トーナメント編が終わると、なんと今度はジョジョのスタンドバトルが始まったので怒りを感じた。パクリじゃん!しかしジョジョへの愛も感じた。この人にしか描けないジョジョが読めたと、今では好きなシリーズになっている。このシリーズ後半から作画が荒れだし、壊れていく感じも好きだ。

「霊界探偵を続けている内にね…心が何処かから腐っていくのがわかるんだ だがそれを止めようと努力する気がおきない 何故かわかるかい その腐蝕部分こそ本当のオレだということもわかってくるからさ」

幽遊白書の悪役キャラ、仙水の印象的なセリフだ。
ハードな漫画家生活をくぐり抜け、新しい作家性に目覚めたという印象だ。

しかし幽遊白書終了後のレベルEは馴染めなかった。主人公の性格の悪い王子様が仕掛けた夢オチに等しいイタズラという展開にどうにもガッカリ。「パタリロ!」と比べるとどうかと思う。ハンターハンターも勉強のために一巻買って読んでみたが、やはり作風に馴染めない体質のようである。

 
「先生白書」は幽遊白書初期からレベルEまで手伝ったアシスタントの回想録である。突然の幽遊白書終了や、ハンターハンター休載などの事件の真相が垣間見えるかもしれないと興味を持ったが、それほど突っ込んだことは描かれていない。それどころか、レベルE以降は会ってもいないらしく、交流があるという記述すら見当たらない。巻末に冨樫氏のコメントでもあるのかなと思ったが、それもない。まさか無許可で描いてるんじゃ。。。などという不安が頭をぐるぐる回り、どうにも読後感がよろしくない。まあそんな事はないと思うけども。

「先生白書」によると、「幽遊白書」は連載前「幽遊記」というタイトルで進められていたらしい。それが同時期に始まった漫☆画太郎の「珍遊記」とかぶるという理由で改題されたという。ちなみに幽遊白書が始まる前年に、任天堂が「遊遊記」というゲームを発売している。

漫☆画太郎の登場はものすごいインパクトがあり、先生白書の中でもこれはいかがなものだろうと物議を醸していて、自分も作品に批判的だった頃を思い出した。漫☆画太郎はあらゆる常識をぶち壊し、現在もオンリーワンの作家として業界に君臨している。漫画に常道無し。少年ジャンプの嗅覚と懐の広さは本当にすごいと思う。



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秋スタートの「るろうに剣心」北海道編の新キャラ?斎藤一の新撰組仲間、永倉新八登場か? [注目作品]

当初、春予定だった「るろうに剣心」の北海道編がいよいよ秋からジャンプスクエアでスタートするという。まとめサイトを読んでいたら、永倉新八の登場を予測している人がいてなるほどなと思った。

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永倉新八、新撰組の二番隊隊長である。
沖田総司や斎藤一よりも強かったと証言する者もいたそうだ。新撰組が没落してく中で相楽左之助のモデルである原田左之助と共に新撰組を脱退。幕末の混乱を生き抜いた。ちなみに三谷幸喜の大河ドラマ「新選組!」では山口智充が演じていた。「るろうに剣心」では7巻で初登場。この時は顔の細部まではわからない。のちに追憶編でそれらしき人物が登場している。
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(おそらく左から永倉、土方、近藤)
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(晩年、新撰組時代の回想録が新聞に掲載。文庫で読める)

ウィキによると明治6年に杉村治備と改名し北海道へ。明治15年から刑務所の剣術師範をしていたそうだ。ちなみに紀尾井坂の変が明治11年である。刑務所といえば悠久山安慈。だとすれば燃える展開だ。斎藤一とのWライダー的なタッグを期待したい。

斎藤一といえば、最近知ったエピソードがすごい。
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明治の末に神道無念流有信館の山本忠次郎が木に吊るした空き缶を竹刀で突く練習をしていたところ、斎藤と思われる老人が通りかかり、忠次郎の竹刀で缶を突いてみせた。老人は一瞬のうちに突き、缶は揺れることなく貫通したとされる。老人は「突き技は突く動作よりも引く動作、構えを素早く元になおす動作の方が大切」、「突きは初太刀でうまくいくことは少ない。私が成功したのはほとんど三の突きでした」などと語ったという。忠次郎はその後も何度かその老人と出会ったが、詮索できず挨拶を交わすにとどまった。有信館は本郷真砂町にあり、当時斎藤も本郷真砂町に住んでいたことが判明している。(ウィキより)
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この話は剣道漫画の傑作「六三四の剣」でも紹介されているという。
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(画像は拾い物)
アニメ 名言Tシャツ「悪・即・斬」

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ウェア&シューズ


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ドクターマシリトが外道過ぎる!平松伸二版まんが道「そしてボクは外道マンになる」 [注目作品]

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連れの都合でたまたま立ち寄った本屋。プレイボール2を読もうとグランドジャンプを手に取ったが載ってなかった。よく表紙を見たら、グランドジャンププレミアムという増刊だった。巻頭に平松伸二の「そしてボクは外道マンになる」 。読んで見たら、これが大当たりの内容で、平松伸二を読んだことのない連れにも勧めてみた。

平松伸二といえば現代版「必殺仕事人」の「ブラックエンジェルズ」。自転車のスポークを使い、法で裁けぬ悪党を刺し殺す内容は、当時の小学生たち読者に衝撃を与えた。ちなみに出世作である「ドーベルマン刑事」は世代ではない。ブラックエンジェルズ以降は低迷し青年誌に移る。「細けえことはいいんだよ」はアスキーアートとして大ヒットを飛ばした。「そしてボクは外道マンになる」は、平松伸二版の「まんが道」。時々読んではいたが、ちょっとエロワードの使い方が趣味じゃないので、単行本を買うまでではないかなと思っていた。

今週の外道マンはドクターマシリトこと、鳥嶋和彦が新担当になってドーベルマン刑事のテコ入れを行う有名なエピソードのコミカライズだった。鳥嶋氏は数え切れないくらい多くの作家が漫画に描いているが、そのどれよりも強烈に描写されている。

了承を得るために本人に会いに行ったエピソードまで漫画にしているのだが、漫画を読んだ鳥嶋氏のコメント「こんな漫画描いてるとは知らなかった」はまだわかるにしても、「いまだに現役とは思わなかった」ぐらいのオマケがつく毒舌さなのである。さらに自身の登場シーンについては承諾しつつも、漫画についてはこのまま行くとゴミで終わるとまでぶったぎっている。キャラたちすぎだ。そして現在社長に就任している白泉社でジャンプを抜く漫画誌を作ると息巻く。この辺はバンチ創刊前の堀江信彦のような切なさを感じもするのだが。
外道2c.png
「平松さん自身がわかってると思うけど、全然外道じゃない」と、タイトルに偽りがあると鳥嶋氏に指摘され、奮起する作者。次週から本格的に外道化して行くようで、楽しみである。

第一話はネットで読めます。
http://grandjump.shueisha.co.jp/original/gedou/

ところで鳥嶋氏といえばやはりドクタースランプ。「あのころのわし」は完全版や文庫版では読めなかったりするので、やはりオリジナル版を買うべきだと思う。電子書籍版や、最近の版で載っているのかは知らないけども。
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Dr. スランプ アラレちゃん Dr. マシリト世界征服計画 ~集まる! キャラメルマン!!~ (BOX)
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ついに「キャプテン」続編がプレイボール!コージィ城倉の「プレイボール2」 [注目作品]

深夜、コンビニに立ち寄ると、谷口タカオ表紙のグランドジャンプが!
ネットニュースでは散々「キャプテン」の続編と書かれていたが、タイトルは「プレイボール2」だったのでズッコケた。そういう予想記事は書いていたのだけれど。ちなみにこれを書いている現在、Kindleの無料版グランドジャンプではまだ配信されていない。

話は、後輩に野球指導してる井口に、田所先輩が出くわすところから始まる。
井口。そう、イガラシの知人でどこか横柄な豪速球投手。
初代キャプテンに立ちふさがる、最初の強敵。
よりパワーアップして三代目キャプテンとも戦った。
プレイボールの終盤ではそんな男が墨高野球部に入部していたのだ!
そして活躍は見られないまま連載は終了していた。
その続きが読めるとは、なんと贅沢なことなのか。
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(画像は「キャプテン」)

絵はよく似せている。
違うといえば違うが、連載終了から何十年も経っていれば、これぐらい絵柄は変わるだろうという範囲に落ち着いている印象だ。しかしいくら時代を経ても、こういう描写はちばあきおはしないだろうという箇所も散見する。ちょっと油断すると、いつものコージィ節全開で汗飛び散りまくりになりそうな危うさがあり、ハラハラしながら読んだ。井口だけあまり似てないような気がするのだが、冒頭の投球フォームに、「これこそちばあきおだ!」と膝を打った。

第一話の後には作者のインタビュー付き。
「原作はやたらタイムが多い」が印象的だった。
言われてみれば。。。
プレ2.png
(画像は「キャプテン」)
グランドジャンプ 2017 No.9 (未分類)

グランドジャンプ 2017 No.9 (未分類)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/04/05
  • メディア: Kindle版



グランドジャンプフリー!! for Kindle 【無料連載版】

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  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/04/05
  • メディア: Kindle版



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単行本未収録の短編が81円!「機動警察パトレイバー番外編 運用マニュアル12章」 [注目作品]

機動警察パトレイバーといえば、何かと語られるのは押井守の劇場用アニメだが、俺はゆうきまさみの漫画版の方が好きだ。
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単行本に収録されていない特別編が電子書籍化されているのを最近知った。
タイトルは「機動警察パトレイバー番外編 運用マニュアル12章」。
アマゾンの商品紹介によると以下のようにある。

東京都下の某山中で怪物出現? 地元警察が奮闘するも歯が立たず、ついに特車2課へと出動命令がかかる。はたして怪物の正体とは……!? 週刊少年サンデーでの連載とほぼ同時に、月刊ニュータイプの特別付録として描き下ろされた幻の漫画! アニメ版に基づいて描かれ、世界観がやや異なる本番外編は、のちにテレビアニメ第4話「魔の山へ行けっ!」として放送された。

ページ数は40ページぐらい。
お値段は81円。
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精神医学はデタラメ?子供を診せる前に一度は読んでおきたい内海聡の「大笑い!精神医学」 [注目作品]

こないだ「うつなんて病気じゃないよ」と言う人と遭遇した。今時珍しいなあと思って、「セロトニンがね。。。」とか説明したのだが、納得できない様子。その翌日、Kindle読み放題で「大笑い!精神医学」を読んで衝撃を受けた。その本によると、うつは存在せず、精神医学の世界はデタラメだらけだということだ。
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大西巷一の拷問漫画など読んでわかるのだが、外科というのは外道な道を辿って今がある。精神医学も同じ道を辿っても、言われてみれば当然という気もする。しかし有名な実験であるパブロフの犬が30回実験して、2回しか得られてない結果を持って仮説が実証されたと歌ってるのは知らなかった。(追記:ちょっとネットで検索してみたが、作者のフェイスブックしか情報が出てこない。。。ソースはあるのだろうか?)

「大笑い!精神医学」を読んでいてあまり全て理解しきれた気はしないが、とりあえず薬がダメだそうだ。麻薬と一緒で、処方されている人がいきなり止めるのも危険と説いている。これはよく言われていることだが、精神科医にかかれば全て病気にされてしまう。患者を薬漬けにすればするほど儲かるのはどの医者も同じだが、そんな感じで私服を肥やしているそうなのだ。

しかし、この本の内容をあまり鵜呑みにできないなあと思うのは、かなり表現者として不器用な印象であるからだ。極端というか、ロジックの組み立てが雑に感じる。よくないのは、勧善懲悪だということだ。批判対象の憎さからクソミソにけなし過ぎ。挿絵的に挿入されている漫画では、悪役が明らかに言ってない言葉を捏造しているコマもある。国民はもっと怒らなけらばならない!と叫んでいるプロ市民と同じ印象を受けるのだ。タイトルも良くない。「大笑い!」は「嘲笑」の意味なのだ。
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色々と説明も足りない。
ならば著者が精神科をやっているのはなんなのか?そこに正しい医療行為があるのなら、それをまず知りたいと思う。この本からは、明日にでも全て精神科を消滅させろという風にしか読めなかった。まあ、本職は医者だし、調べてみると講演やYouTubeなどで布教活動しているようなので、それらを知るキッカケとして、この本を出したのは有効な一歩なのかもしれない。

精神医学は、キチガイや反権力的な思想を都合よく封じ込める手段であるという。
もっと身近な話題で言えば、いうことを聞かない子供に使われているのが問題だという。著者によるとADHDは存在せず、子供の個性だという。薬を使った治療は取り返しがつかない結果になることがあるそうだ。この本を読むかどうかはともかく、子供をもつ親は医者にかかる前に一考してほしい情報だと思う。
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うーん、「ブラックジャックによろしく」とか「サイコドクター」とか、「マンガで分かる心療内科」とか、もう一度読み返したくなってきた。玉吉は大丈夫か?
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幽玄漫玉日記より)


大笑い!精神医学

大笑い!精神医学

  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2012/12/03
  • メディア: Kindle版



マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ) (ヤングキングコミックス)

マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ) (ヤングキングコミックス)

  • 作者: ソウ
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2016/11/28
  • メディア: コミック


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