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絶頂の少年ジャンプが逃した大魚!小林よしのりの「おぼっちゃまくん」 [日記]

↓以下のサイトに引越し公開中です
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おひっこし (アフタヌーンコミックス)

おひっこし (アフタヌーンコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/06/21
  • メディア: Kindle版



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ブログを引っ越し中です。その2 [日記]

引き続き引っ越しのお知らせです。

本棚持ち歩き隊!!
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最新記事はこちら
四半世紀で失った477万人はどこに行った?「少年ジャンプ暗黒50年史」

↓新記事ちょい見せ

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95年 653万部 ドラゴンボール終了

【解説】ドラゴンボールが終わった年がジャンプの頂点であることを考えると、商売的にはナメック星以降の引き伸ばしは非常に真っ当だったと思える。ドラゴンボールはただの漫画では無かった。あの雑誌の、あの紙に印刷された鳥山明の絵に不思議と惹きつけられた部分も大きいと思う。時々昼休みに学校抜け出してまで立ち読みしに行ったぐらいである。

96年 588万部 スラムダンク終了 遊戯王連載開始
97年 405万部 ワンピース連載開始 
98年 360万部 ハンターハンター連載開始

【解説】ドラゴンボールが終わって70万部減。スラムダンク終わって190万部減である。編集部が勝手にスラムダンク最終回に「第一部完」と写植を打ったのもうなづける。
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続きは引っ越し先で!
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おひっこし (アフタヌーンコミックス)

おひっこし (アフタヌーンコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/06/21
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ブログを引っ越し中です。 [日記]

データがいっぱいになってしまったので引っ越し中です。

本棚持ち歩き隊!!
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最新記事は
漫画にできなかった壮絶な暴露本?西村繁男「さらば、わが青春の少年ジャンプ」

↓ちょい見せ
青春の3.png
今後ともよろしくお願いします。(´・ω・`)



おひっこし (アフタヌーンコミックス)

おひっこし (アフタヌーンコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/06/21
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画集を出すならこのタイミング?佐々木晃(東京省 TONG KING SHOW)は今どこに [あの人は今]

前回、最後に触れたイラストレーターの佐々木晃(東京省 TONG KING SHOW)
久しぶりに見たが、本当に良い絵だと思う。
ハリス他3.png

浅瀬のグラビア風のイラストは若干水紋で隠れているが、よく見ると乳首が描かれていてかなりギリギリを攻めている。
佐々木晃5.jpeg

これで思い出したのがタイトーが1988年から人気シリーズとして発売していたファミコンゲーム、「究極ハリキリスタジアム」。広告イラストだったのではないかと思う。

応援団が勝敗の行方を見守り固唾を飲んでいる一瞬を表現した一枚だ。そのメンツはバリエーションに富んだもので、中にはイチャついているカップルもいる。その隣にはカップルを盗み見て鼻血を出している男もいる。まあ、子供ながらにベタな構図だなーと思った。
ハリス他1.jpeg
ところが、このイラストをもっとよく見ると、カップルの男は女性のシャツに手を入れ、豊満な胸をまさぐっているのである!これを子供向けの媒体でやるかと驚いた。
ハリス他2.png
確かファミマガの読者投稿で、このイラストにマーカーで印をつけて、「ここまでするなよ!」とツッコミを入れたものがあったような気がする。このイラストは攻め過ぎていて、その投稿があるまで胸をまさぐっているとこまで気がつかなかったような気もする。

ざっと調べてみたが、佐々木晃のイラストはマルカツPCエンジン時代のものがポップで好みだ。
今現在の活動はよくわからない。
検索すると2015年にフェイスブックで個展のお知らせをしているが、わずかな投稿しかしておらず、今現在2018年の投稿が最後。

2020年の3月に発売されるPCエンジンminiに合わせて、雑誌電撃PCエンジンも復刻号が出版されるという。まだ予約も始まっていないが、告知のイメージショットでは佐々木晃の過去絵が流用されている。電撃やマルカツ自体に思い入れはないのだが、なんか楽しみで買ってしまうかもしれない。

画集を出すならこのタイミングしかないなあ。。。

 

PCエンジン mini

PCエンジン mini

  • 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
  • メディア: Video Game



PCエンジン コアグラフィックス mini (輸入版:欧州)

PCエンジン コアグラフィックス mini (輸入版:欧州)

  • 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
  • メディア: Video Game



ターボグラフィックス-16 mini (輸入版:北米)

ターボグラフィックス-16 mini (輸入版:北米)

  • 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
  • メディア: Video Game



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ペンは剣よりも強し!だけど最後に頼るのはギャルゲーだ!さわやか「ゲーム雑誌ガイドブック」 [ゲーム]

また職場変わって引っ越し。
美容院も変えた。
出される雑誌は大抵「Number」「GetNavi」「LEON」です。

 
「ゲーム雑誌ガイドブック」というムックを読んだ。
いわゆるファミ通やファミマガ、バックアップ活用テクニックやコンプティークやテクノポリスなどの昔のゲーム雑誌をまとめて紹介した本である。

一通り読み終わった感想。
疲れた。
最初は読んでいて楽しかったのだが、だんだん飽きてくる。
佐々木晃1.jpg

なかなか雑誌ごとのカラーの違いを数ページで紹介するのは難しいし、ものすごく大雑把な言い方をすれば各紙それほど違いのあるものでもない。終わりに至る道のりも、ゲーム機が乱立し世代交代が早くなり、インターネットの発達で需要が減り、自然と休刊、または誌名変更かリニューアル。ギャルゲーに特化しようとして消えていく。そんなんばっかり繰り返し読まされるハメになる。

どこまでジャーナリスト出来るのかという一つの重大なテーマにおいても、ほとんどがゲームメーカーの圧力に屈服するか、あるいは需要がなくて商売にならず淘汰されていくという虚しい結末のオンパレードだ。

何が楽しくて雑誌なんて作ってるんだろ?と段々鬱になってくる。まあでも当時楽しく読んでた大切な思い出を作ってくれてたんだけどね。それが読んでわかるように一冊にまとめられたというのは素晴らしいことなのかもしれない。

特に印象に残ったのは各紙編集長の愚痴みたいなところ。
佐々木晃3.jpg
PCエンジンFAN創刊の際にソフトの本数が少ないと編集後記で書いてみたり、角川お家騒動で生まれた電撃系の雑誌では100字では語りつくせない創刊の苦労があったと書いてみたり、スクエニのゲームをぶった切ったらサンプル貸してもらえなくなったり。。。
佐々木晃4.jpg

あと、あらためて佐々木晃(東京省 TONG KING SHOW)の表紙は本当にいいなあと思った。
佐々木晃5.jpeg
タイトーのゲームでおなじみの人だった。今何してるのかな。今ごろ画集出すとかありませんかね。
佐々木晃6.jpg
 

ゲーム雑誌ガイドブック (ゲームラボ選書)

ゲーム雑誌ガイドブック (ゲームラボ選書)

  • 作者: さやわか
  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売日: 2019/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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直された第二話。原哲夫「北斗の拳」は今日より明日!な作品となった [漫画の描き方が書かない漫画の描き方]

ジャンプ黄金期の立役者的漫画は何か?

キャプテン翼、キン肉マン、シティーハンター、ドラゴンボール、聖闘士星矢とキラ星のような名作がひしめく中、元編集長の西村繁男の中では「北斗の拳」だとして語られている。ジワジワと人気になったわけではなく、経絡秘孔などの分かりやすくインパクトあるアイディアから、連載開始から爆発的にヒットになったというのが大きいと思われる。

そんな北斗の拳も、編集部内では最初だけの一発屋では無いかと危惧する面があったという。少年リーダムの劇中にも「連載一回目がトップだったにもかかわらず、10週打ち切りになった作品は山ほどある。」というセリフがある。

レザースーツ3.png
 
こないだ北斗の拳を数冊電子化する際に読み返したんだけど、やはり北斗の拳といえば最初の宿敵シン!そしてジャギ、トキ、ラオウの北斗四兄弟での戦いだと思う。シンとジャギが登場するまでは結構な間がある。シンのあとは長い低迷期に入っていたような気もする。四兄弟のネタがなかったら、北斗の拳はどんな作品として現在捉えられているのだろうか?興味深い。

 
少年リーダムの中で、すでに完成した第二話の原稿を丸ごと直させるシーンがある。
読み切りの段階で大人気。1話目も好評。
なのに危機感が頭から消えない担当編集者の堀江信彦。
原作者の武論尊にも掛け合わなければいけないのだから相当な労力だ。
レザースーツ4.png

「オレだったら絶対キレてる」と、その直しの第二話を手伝っていた巻来功士は、担当編集者の堀江信彦に不信感を抱き、本格的に独立するため原哲夫のヘルプを辞めたと「連載終了!」の中で回想している。

ところが巻来功士は描き直された第二話を本屋で立ち読みして、断然良くなっていると驚愕する。
レザースーツ1.png

それが「今日より明日」の種もみじいさんが出てくる北斗の拳第二話なのだった。
レザースーツ7.png

巻来功士は「連載終了!」のモノローグで語る。
「…それは漫画に独りよがりではない客観性を持たせる大切な行為の進化系であり すぐれた漫画家とすぐれた編集者が二人三脚になれば傑作が生まれるという実例であった。」

この後、「それでもなおその時の若い私は一人がいいと思っていた」とモノローグは続く。この辺がこの「連載終了!」のキモなのだが、傑作だから実際に読んでいただきたい。

ちなみに堀江信彦は島本和彦の「アオイホノオ」にも登場する。
実名ではないのでおそらくなのだが、北斗の拳のようなレザースーツを着ているので間違いない。
レザースーツ6.png
島本和彦の才能を見抜き、ちょくちょくアドバイスの電話をかけてくるようになるが、のちに言う島本テイストであるギャグ要素が受け入れられず、車田正美のようなもっとベタな漫画を描けと勧めたことがキッカケで疎遠になってしまうという話になっている。

 

北斗の拳 1巻

北斗の拳 1巻

  • 出版社/メーカー: ノース・スターズ・ピクチャーズ
  • 発売日: 1984/03/01
  • メディア: Kindle版



少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 3 (BUNCH COMICS)

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 3 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 次原 隆二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/04/09
  • メディア: コミック



連載終了!  少年ジャンプ黄金期の舞台裏

連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏

  • 作者: 巻来功士
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2016/02/07
  • メディア: コミック



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映画「ドラゴンクエストユアストーリー」の結末は、なぜ受け入れられたのか?問題 [この人気漫画が面白くない]

CG映画「ドラゴンクエストユアストーリー」(以下ユアスト)の酷評が吹き荒れている。

ユアストは国民的人気ゲーム「ドラゴンクエスト」の第5弾、「天空の花嫁」の映画化だとしてプロモーションされていた。

「天空の花嫁」はドラゴンクエスト史上、最もドラマチックでスケールの大きい傑作と評価する人も多い。主人公はそれまで定番だった「勇者」ではなく、その主人公が子供の頃からゲームがスタートして成長し、結婚して父親になるという大河ドラマ的な構成になっていた。

特に妻を幼馴染みのビアンカ、令嬢のフローラのどちらにするかという運命の選択は、ゲームが発売されて四半世紀経った現在でも論争になり続けているという凄まじい反響を巻き起こしている。
ビアンカ.jpg
それが映画公開された途端、映画「デビルマン」以上の駄作という評価がネットニュースで踊った。映画「デビルマン」とは2004年に公開された那須博之監督による実写映画で、今でも駄作映画の象徴として語り継がれている作品。ちょっとネタにされ過ぎているとも思うが、偉大過ぎる原作に遠く及ばないのは間違いない。

ユアストのカタログスペックを見れば、一定のクオリティが保たれるのは間違いない(この件については後述する)。それなのになぜデビルマン以下とまで言われるのか、何かやらかしたのだなとピンとくる部分があったので、普段率先してネタバレまで踏み込まないのだが、今回に限っては記事を深く読んでみた。

 
(以下ネタバレ)

 
なんと、いわゆる夢オチだったというのである。
正確にはVR落ち。要するにお客さんが見ていたのはゲームの画面。
最後の戦いでバグにより現実に戻される。

バグはいわゆるゲームをすることを虚しい行為と否定するニュアンスのセリフを吐くらしい。これに対して主人公は「ゲームをすることは素晴らしい」的なセリフを吐き、バグをやっつけて大団円。

…という展開なんだそうだ。

まあ、、、ひどい。
映画も見ずに論評下すのもアレだけれども、幾ら何でもこれは無い。
単に奇をたらったとしか思えない、小学生が考えたようなオチだ。

この構成を面白いと思い、企画をぶち上げてしまう人がいるのはわかるけども、この企画が通ってしまうのはなぜだと強い興味を持った。

カタログスペックを見ると、原作・監修に堀井雄二の名前がある。言わずと知れたドラゴンクエストの生みの親であり、ゲームデザイナーと呼ぶにふさわしい偉人である。

天空の花嫁の2年前に「ファンタシースター3 時の継承者」という、やはり結婚にフォーカスしたRPGがあった。誰と結婚するかでダイナミックに展開が変わっていくのだが、天空の花嫁はぶっちゃけビアンカ&フローラのどちらを選んでも結果は大差ない。それでも天空の花嫁がいまだに語り草にされるのは、細かな部分までユーザーに配慮できる堀井雄二の力量、偉大さに他ならない。

その堀井雄二がこの「ユアスト」の脚本を読み、OKを出しているのである。
もちろんゲームの発売元であるスクウェア・エニックスもOKを出している。
なぜか?
もちろん小学生が書いたシナリオならOKは出ない。

あの山崎貴(やまざきたかし)が書いているからOKが出るのである。

言わずと知れた邦画の第一人者である。
CG表現に強みを持ち、「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」などホームランをかっ飛ばし続けている。映画の面白さは人それぞれだが、その実績のすごさは誰にも否定できない。

それは堀井雄二やスクエニを黙らせるものなんだなあということが今回わかった。
「いや、そのオチは無いですよ」とは言えない。
イエスマンがうじゃうじゃ。
山崎貴に関わっていたいから、である。

山崎貴にCG映画化されるというのは今現在、それほどの名誉なのだ。
体感では山崎貴の責任を問う声はそれほど聞こえてこない。
他に二人いる共同監督が槍玉に挙げられている。

今回山崎貴監督のツイッターをのぞいてみたが、ユアスト絶賛の意見をリツイートしまくりである。奥田民生みたいな飄々とした気の良いにいちゃんというイメージだったが、意外とセコイ。この記事をツイッターで公開する際、コメントを全部絶賛にしたらリツイートしてくれるだろうか。

ソフト化の際にはこのまま行くのかな。
オチだけちゃんと作り直して幻のエンディング収録!とか言って売ってもバチ当たらなさそうだけども。

ちなみに今年の冬は、山崎貴監督のルパン三世のCG映画が公開されるという。


 

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 映画ノベライズ (ダッシュエックス文庫)

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 映画ノベライズ (ダッシュエックス文庫)

  • 作者: 山崎 貴
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/08/02
  • メディア: 文庫





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北斗の拳より編集長が評価したジャンプ10週打ち切り漫画、巻来功士「機械戦士ギルファー」 [心に残る1コマ]

三度に渡って文句ばっかり書いてきた非常にコスパの良い漫画、「少年リーダム」ですが、今回はちょっといい話を。

最終4巻で、主人公の新米編集者が一発当てるためにベテランでも敬遠する高難度の案件、「機航旅団ボイジャー」のコミカライズに挑戦する話がある。連載にこぎつけたものの、結局10週打ち切りで失敗するのだが、編集長にはよくやったと褒められる。

この話は巻来功士(まきこうじ)の『機械戦士ギルファー』が元ネタで、著者の自伝「連載終了!少年ジャンプ黄金期の舞台裏」でも経緯が漫画で読める。
ギルファー3.png

原作大賞を獲ったものの、漫画向きではない内容に誰もが二の足を踏んでいたところ、「北斗の拳」の担当編集者として知られる堀江信彦が巻来功士に勧めるという内容。

ちなみに、少年リーダムの中で漫画化を執拗に催促し、日本刀を振り回して編集者を脅迫する原作賞審査委員長が出てくるのだが、モデルはおそらく梶原一騎
ギルファー2.png
(画像は「少年リーダム」。「え…」と戸惑う西村編集長の顔にジワジワくる)

「連載終了!」の巻末に巻来と堀江の対談があるのだが、その中でもこの話に触れている。

ーーーーーーーーーーーーーーー
堀江『(機械戦士)ギルファー』の漫画化を提案したじゃん。梶原賞受賞の(作中では「漫画原作大賞)。実はあれ、誰も漫画にできなかったんだよ。

巻来 あー、初めて聞きました。

堀江 うん。でもやっぱり受賞作品じゃない?なんとか形にして連載にしなきゃいけない。それで僕が巻来君に提案したわけよ。そしたら形にしてくれた。

 正直いうとね、当時の編集長、西村(繁男)さんだけど、西村さんが僕に言ったのは「堀江は『シティーハンター』とか『北斗の拳』とか色々やったけど、実は僕は『ギルファー』を漫画にしたことを評価してるって。…まぁ10回で終わっちゃったけど。
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
先に「連載終了!」を読んだときは、著者の顔を立ててこんなこと言ってるのかなぐらいに思って読んでましたけど、全4巻の少年リーダムの中でわざわざエピソードとして採用しているのだから、結構ガチっぽい。良い話だと思いませんか。
リーダム5.png

このシーンはあだちつよしの「怪奇まんが道」における西村繁男の登場シーン、諸星大二郎の「暗黒神話」を絶賛するエピソードともかぶる。
怪奇漫画編集2.png
ジャンプを600万部にした男の編集方針は、決して売れさえすればいいというものではなかったのだ。

ちなみにこの話を2016年の「連載終了」巻末対談で初めて知ったという巻来功士氏は、2010年のコミックバンチで少年リーダムと一緒に『ミキストリII -太陽の死神-』を連載中だった。。。

 

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 4 (BUNCH COMICS)

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 4 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 次原 隆二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/04/09
  • メディア: コミック



連載終了!  少年ジャンプ黄金期の舞台裏

連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏

  • 作者: 巻来功士
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2016/02/07
  • メディア: コミック





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第二話から次原節全開!少年の心の機微を大胆に表現した次原隆二の「少年リーダム」 [この人気漫画が面白くない]

引き続き「少年リーダム」の話を。
1巻から読んでいて、頭が最高にクラクラしたのは第2話の「社会科見学の巻」。

小学生たちが大挙して出版社に見学にやってくるのだが、一人生意気な小学生がいて、お土産として渡した少年ジャンプ(劇中では少年リーダム)を「キン消しの方がよかった」と破り捨ててしまう。
社会科見学4.png
それに対してガチ切れする西村繁男(がモデルの)編集長。小学生はガン泣き。
周囲が必死に止めて、小学生たちは退散する。

数日後、編集長が手紙を読みながら涙している光景を主人公が目にする。
手紙を置いて退社する編集長。
主人公が手紙の内容を読むと、あの生意気な小学生からの手紙だった。
社会科見学2.png

ーーーーーーーーーーー
へんしゅう長さんへ

僕はこの前少年リーダムへんしゅう部を見学にいった安田光太郎です。
その時もらった少年リーダムをやぶってしまって本当にごめんなさい

ぼくは家に帰ってもらった少年リーダムを全部読みました
とてもおもしろかったです!

そして気がつきました
あの時へんしゅう長さんがおこったのは
へんしゅう部のおじさんたちがいっしょうけんめいに作った
そんな少年リーダムをボクが大事にしなかったからだと

おこったへんしゅう長さんはとてもコワかった
…でも少しだけうれしかった…

だってあの時おじさんは…
本気だった!!
決して子供あつかいしなかった!!
それがうれしかったんです

そんなへんしゅう長さんたちが
作った本だからおもしろいんだと思いました

これからももっともっとおもしろい少年リーダムを作ってください おわり
ーーーーーーーーーーー

手紙には写真が同封されており、
その写真には満面の笑みの小学生と、破れをテープで補修した少年ジャンプが!
社会科見学1.png

なんという感動の展開だろうか。
全米が泣いた。

普通、これぐらいの年頃の少年は思っていることを素直に表現できないものだ。
さらにその思いを文章化するなど困難を極める。
おそらくこの少年はたまたま文才があったのだろう。
「のちの直木賞作家である」などの注釈があればなお良かった。

普通の漫画家ならリアリティを失うのが怖くてこんな展開にはできない。
親御さんまたは教員から謝罪の手紙が送られたことにするだろう。
それが無くとも、最後の写真一枚で十分に伝わる。

おそらく作者は読者のレベルを考慮したのだろう。
説明過多になることを恐れない英断だ。


……
………、

…ところで、この本気で怒ってくれて嬉しかったパターンって、最初にやった人って誰なんですかね。少年リーダムは2009年。その10年以上前の1997年に満田拓也が「MAJOR」14巻でもやっている。
社会科見学3.png
考え方の違う人を空想の中で謝らせ、宗旨替えさせ、さらに嬉しかったとまで言わせる。その独白はロジックがしっかりしていて、淀みなく吐露することが出来る。

これで面白いものにするのはかなり難度が高い気がするんですけども。。。

 

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 1 (BUNCH COMICS)

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 1 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 次原 隆二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/08/08
  • メディア: コミック



MAJOR(14) MAJOR (少年サンデーコミックス)

MAJOR(14) MAJOR (少年サンデーコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/07/18
  • メディア: Kindle版


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職人的作画と安易な話作りの落差にクラクラする!次原隆二「少年リーダム」 [この人気漫画が面白くない]

「少年リーダム」はなんか惜しい漫画だ。
読みながら、なんでこんな風になっちゃうんだろうとモヤモヤする。

作画の次原隆二の丁寧な職人気質は伝わってくる。
伝わってくるのだが、どうにもセンスが感じられないのだ。

主人公は集英社をモデルにした出版社に就職し、本屋での研修を経て、どこの部署に入るのかというところから話は始まる。主人公は希望する部署「月刊プレイライフ」に配属されることを信じて疑わない。先にプレイライフに配属が決まった同期を見て、こんなダサい奴が同僚になるのかと舌打ちする。主人公の配属は、漫画の流れとして当然ジャンプをモデルにした「少年リーダム」になる。主人公は大慌てになり、読者の笑いを誘うというプロットだ。
700万1.png

まあコテコテである。
一連の流れを、主人公の変顔で補強している。
冒頭から、読者の誰にでもオチが予想できる。
今から笑ってくださいねぐらいの構成だ。

笑いとはなんなのかと語り出すとまた長くなってしまうのでやめときますけども、次原隆二のこの一連の笑いの取り方はかなりダメな部類だと思う。質は関係なく、笑いカウントひとつとれたからOKという態度だ。地方CMで見られる、つまんないダジャレを言いますから失笑してくださいねーという手法の次にイージーだ。

この少年リーダムは、そういったカウントひとつとれたからOKという表現が多すぎる。

ヒロインというか、マドンナ的なキャラクターの造形も安易だ。
主人公が研修先で出会う黒髪ロングなお姉さん。
「私、少年リーダム好きなんだよね。何か男の子たちの友達…みたいなカンジでさァ…」
700万2.png
読書家っぽいデティールはあるのだが、そんな女性が当時の少年ジャンプを読むかなあ。。。という疑問。感想も非常にボンヤリだ。ここで「私、男一匹ガキ大将を愛読しているの!」とか言わせたら、かなりキャラが立つと思うんだけども。ただただ、訳もなく少年リーダムは素晴らしい漫画雑誌なんですよと言わせるだけの装置にしかなってない。

そんな出版社に就職が決まった主人公にを羨ましがるマドンナに、主人公が放つセリフも酷い。
「もしかして…ここって給料安いんスか?」
700万4.png
大手出版社の社員はかなり高給取りだ。
町の書店員と比べられるはずもなかろうと思う。
わざわざこんなセリフを使うあたり、作者がかなり浮世離れしてると思わざるを得ない。
おそらく漫画の中では同じくらいの給料ということになっている。
そうでなければこんなセリフは絶対に採用できない。

ちょうど当時の集英社の編集者の給料を語った漫画がある。
本宮ひろ志の超傑作「やぶれかぶれ」だ。
700万3.png
約700万。
1982年頃の話。
今から37年前だ。
超高給取りだ。

一方、書店員の平均年収を検索してみたが現在で260〜340万円ほどだそうである。

 
そして最後にいきなりオチを語ってしまうが、主人公は最終回で突然交通事故で死ぬ。
その死はもちろん漫画のテーマとなんの関係もない。
単に感動を誘うためのよくある装置である。
読者をバカにしてんのかと思う。

 
次原隆二といえば「よろしくメカドック」の作者である。
アニメ化もされ、氣志團が決め台詞にしたぐらいの現在でもそれなりに名前が残った傑作を描いた人だ。元アシスタントにはにわのまこと、小畑健、和月伸宏などがいる。

メカドック終了後は打ち切りの連続。
バイク漫画「ロードランナー」は好きだったが、「隼人18番勝負」は佐々木小次郎の末裔が宮本武蔵の末裔にゴルフでリベンジするという当時でもかなり時代錯誤な漫画で、ああこの人ダメだわと子供ながらに思った記憶がある。盛り上がるところで、主人公が服を綺麗に畳むという几帳面さで笑いを誘っていたギャグセンスは当時と変わらないと思う。

バンチで連載していた車漫画はずっと巻末での掲載だったという。
基本的に趣味の車漫画を描いていれば幸せな人なのかなーと思う。
作画技術の素晴らしさは「少年リーダム」を読むひとつの価値だとは思う。
悪い人ではないと思うのだが、車漫画以外は読む気がしないというのが正直な感想だ。

 

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 1 (BUNCH COMICS)

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 1 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 次原 隆二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/08/08
  • メディア: コミック



[まとめ買い] よろしくメカドック

[まとめ買い] よろしくメカドック

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  • メディア: Kindle版


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