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実名を出せない少年ジャンプ黄金時代回顧漫画、次原隆二の「少年リーダム」 [この人気漫画が面白くない]

「少年リーダム」全4巻を電子化完了。
少年ジャンプ黄金時代の立役者、西村繁男編集長の自伝「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」のコミカライズだ。
リーダム4.png

なのに登場する雑誌や作品、人物は全て現実にあったものを、もじったようなタイトルになっている。

これは掲載誌が集英社の漫画誌ではなく、新潮社の「週刊コミックバンチ」だったことが大きいと思う。バンチは2001年に創刊。元ジャンプスタッフたちが大きく関わり、創刊前からアンチ・ジャンプの姿勢が大きく喧伝されたように記憶している。

「今のジャンプには「こち亀」以外読むものがない」と発言したのは編集長の堀江氏だったのかどうなのか、あまり記憶が定かでない。が、ジョジョ好きの私としてはそれも読まずに100巻超えたこち亀を褒めるような編集者は老害としか思えなかった。

そんなんだから集英社側にも大きく反発を抱かせたのは間違いないと思う。
「少年リーダム」では少年ジャンプの黄金期を描く漫画であるにも関わらず、絵もタイトルもオリジナルのものが使われておらず、徹底的に改変されている。

読んでいて相当うざい。
相当手間暇かけてレタリングから細かいとこまで修正している。
リーダム3.png

「アオイホノオ」「ハイスコアガール」のように実名使いまくりの攻めた漫画があるにも関わらず、こういう風に仮名で済ます漫画は大いに白ける。ちなみにアオイホノオの1年後発の漫画である。

百歩譲って、こういう漫画は自身と親しい作家の作品だけ実名になったりするものなのだが、原哲夫や北条司がバンチ側であるにも関わらず、名前と作品名すら「少年リーダム」では使わせてもらえないという有様になっている。

北斗の拳は「北斗神拳」、キャッツアイは「レディキャッツ」に改題。シティーハンターは「アーバンハンター」に改題されて作品に登場する。ちなみに原哲夫は原島哲、北条司は西条努に改名されている。ちなみに絵はこの二人のみ、オリジナルのものを使っている。この辺がよく分からないところだ。ちなみに一箇所だけ、少年ジャンプとシティーハンターの名前が出てくるところがある。これはうっかりミスなのか。
リーダム1.png

ちなみに原作者の西村繁男(しげお)は村西繁(しげる)に改名。
バンチの編集長である堀江信彦に至っては小出勇太という、全くもじってもいない改名がなされていて、深読みが尽きない。

そもそも少年リーダムってなんだって話である。
フリーダムなのかと思ったが、リーダー(読者)&キングダムを合成したものなのだそうだ。
リーダム2.png

ネーミングセンスが悪い。
全くジャンプをイメージ出来ないし。

 
こんな編集方針だからなのか。
バンチは俺の肌には合わなかった。
2001年に創刊した週刊バンチはジャンプ的ムーブメントを起こすことなく2010年に休刊。

俺が初めてバンチの単行本を買ったのは2018年の去年。
この「少年リーダム」と、「コンシェルジュ」の8巻のみである。
 
続く。

 

少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~ コミック 全4巻  完結セット

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少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 1 (BUNCH COMICS)

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  • 作者: 次原 隆二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/08/08
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